今日は天皇陛下の誕生日で、正月に見送った一般参賀が開催される運びとなった。
なんでも、能登の震災で心を痛めている天皇陛下が今回も見送ろうとしていた所、皇后陛下が、
・国民が楽しみにしていること
・参賀の場で、能登の皆さまを含め国民を勇気づけるお言葉を述べられるのが良い
とアドバイスをしたらしい。
そのアドバイスを受け、実施に踏み切った、とのこと。
すばらしい判断だったと感じた。
よし!行こう!
そのエピソードを聞いて私は思い立った。
しかし、朝は厳寒。
みぞれ混じりの雨が降り、この寒空の中数時間立ちっ放しでいるのは、体力のいること。
恐らく、高齢の方などは参賀を見送った方もいることだろう。
私はランニングを少しかじっていることもあり、数時間なら大丈夫だろう、と自信が少しあった。
モコモコパンツをはいて、手袋とヒートテック、完全装備で挑んだのだった。
さて、到着してみると、道の途中で小旗を配っている人たちがいる。
国旗協会のひとたちらしい。
ごくろうさまである。
材質は、紙だった。
弱点:雨。
まあ、なんとかなるか、と思い、そのまま行列の中に身を預ける。
行列の最後尾に到着したのが9時前。
そこから1時間少しほど並んで、ようやくお出ましの舞台となる長和殿ベランダ前に到着。
ここで、ある心配事が発生した。
。。。
見えん。
圧倒的に傘が邪魔で見えない。
後ろの方も、「これじゃ見えないよ」と残念そうにつぶやいていた。
ところが、お出ましの3分前ぐらいに、
なんと!
人々が、雨にも関わらず、後ろの人のために傘を閉じだしたのだ。
みんな冷たい雨に打たれている。
だが、皇室の皆様を目の前にすると、そんなのは小さき事。
なんでもないような出来事だが、とても日本人らしい所作だと、少し感動した。
さて、いよいよお出ましの時間だ。
天皇陛下に続き、皇后陛下、秋篠宮ご夫妻
愛子さま、佳子さま、がお出ましになる。
感極まった人々が、大声を出さないでください、とアナウンスされていたにも関わらず、
天皇陛下バンザーイ
と叫び始め、それに続く人がたくさん出てきた。
しかたないな、と思った。
感極まる空気がとても伝わってきたからだ。
さて、この瞬間、人は選択に迫られる。
スマホのカメラアプリを開いた所で、
写真を撮るか?
動画を撮るか?
むむむ
まぁまぁ距離はあるが、カメラの方が解像度高くきれいに取れるだろう。
だが、陛下の生メッセージは手元に残しておきたい。
さあ、どっち?
南無三!
動画だ!
その結果↓
ピンボケ
失敗(T_T)!!
動画は後からYouTube拾えばいいんだった。
神々しい愛子様を写真で撮りたかった。
が、そんなことは小さな事。
陛下のお言葉を聞いて、感極まり、鼻水ズルズル
しっかり録音されてしまった。。
ありがたい存在を近くで感じることができて、幸せな時間だった。
愛子さまが皇太子になるべき理由
あ、違った
それはまた別で。