中道改革連合のオガジュンこと小川淳也代表が、昨日の記者会見でコメントした。
好意的に受け止める人が多いが、私は物足りない、と感じた。
「見てみたい
」は、自分の手で実現したい、ではなく、来春にでも公開される新作映画を楽しみにしているぐらいの感覚ではないだろうか。
「私は興味がそんなにないが、誰かやってくれるならやってくれ
」という意思表明にしか聞こえない。
マズい。![]()
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このままだと、4月15日から開催される、全党派が参加する皇族数確保策をめぐる全体会議で、中道は自民党や維新らの男系男子思想に取り込まれてしまう気がする。
さらにマズいのが、「見てみたい
」の後に続くこのコメント。
21:00~
しかし、皇統、皇室に関する伝統や歴史、これを踏まえた漸進的な改革、漸進主義的な改革が極めて大事。安定的に議論が静謐な環境下で行われるべきだという持論を持っております。
その意味で言えば、党内には、立憲民主党にかつて所属をし、その立場に立ってきた議論を行ってきた人たちと、政権与党の一角として、この議論に携わってきた公明党にかつて所属していた方々が融和しているのが我が党ですから、笠さんにお願いしているのは、双方が納得するような、難しい舵取りになると思いますが、双方が納得するような安定的な議論。懐の深い、幅の広い、しかし納得感のある議論をお願いしたいということを申し上げるに留めていたところです。
これは、公明党に男系固執派が多いことを意味している。
また、笠(りゅう)さんというのは、先月の衆院選において神奈川9区で当選した数少ない元立憲の議員、笠ひろふみ氏だ。
笠氏はNHK候補者アンケートで「女性天皇は「賛成」。女系天皇は「反対」。と回答している。
この笠さんが全体会議へ中道の代表として出席する。
あまり良い状況ではない。
双方が納得するような安定的な議論、だと、養子案はOKで、女性宮家案も配偶者と子は国民案、で提示しそうな気がする。
さらに、その後の朝日新聞とのやり取りで気になる部分がある。
■朝日新聞
安定的皇位継承に関連してお伺いしますが、先ほど、代表も言及されていましたが、産経新聞さんのインタビューに答えられて、「男系男子を尊重する」ということなんでしょうか?合わせて「女性天皇も見てみたい」という風に仰っているようなんですけれども。このあたり、代表の考え方を教えてください。
■オガジュン
これは 私見、一人の人間として「女性天皇に賛同、賛意」を持つ人間である、一人の日本国民としてですね。そしていつか、見てみたいという希望、願いを持っています、 一人の国民として。
しかし、 皇室制度は極めて伝統、歴史も古く、その安定性を害してはならないという意見も持っており、議論は極めて漸進主義的に、急進的ではなく、漸進主義的に、状況に合わせた形で、穏当に行うべきだと。幅広い意見、価値観、考えを持つ各党が、 最大公約数として理解を共有できる形でなければ、間違っても皇室の在り方を政治的闘争や、党利党略の議論に落とし込んでは、決してならないという断固たる決意を持っています。
ですから、伝統の尊重とか、漸進主義的であるべきだと申し上げたものの、直ちにあんな大きな見出しを取られるほど 「男系男子に拘っている」かのように報道されるとすれば、ちょっとそこは真意は正確ではないので、ちょっとこの場をお借りして、改めて申し上げたいと思います。
女性天皇賛成は個人的な意見である、をことさらに強調している。
これは政治家としては愛子天皇をやる気はない、といっているのと同義。
男系男子にこだわってはいない、と否定はしているものの、男系男子の伝統を害してはならない、とも読み取れる。
明らかに、愛子さまの立太子からは距離感を感じざるを得ない。
日本中、いや世界中から渇望される愛子さまの立太子について、全く眼中にない様子なのだ。
これ以上ない外交スキルを持ち合わせ、日本の至宝ともいえる愛子さまをみすみす皇位継承ルートから外すなんて、とても日本のことを真剣に考えている公党の代表者とは思えない。
皇族数確保を巡る党内議論
中道は来週月曜日に会合を開き、全体会議に向けた意見のとりまとめを行うという。
本部長は笠氏、事務局長は旧公明党の中野洋昌幹事長代行となる模様。
(中野氏は2024年衆院選アンケートで女性天皇に「反対」と回答)
あまりいい結果になる気がしない![]()
オガジュンの「女性天皇を生きているうちに見てみたい
」に喜んでいる場合ではないのだ。
中道を動かすのは今
4月15日からの全体会議においては、中道の動きが愛子さま立太子の明暗を分ける、と言ってもいいと思います。
中道内での会合には、全共同代表の野田佳彦議員と斉藤哲夫議員から議論の経緯や、立憲と公明それぞれの考え方を説明するとのこと。
ここはひとつ野田さんに踏ん張ってもらう必要があります。
議席もかなり失いました。
もう失うものは何もないじゃないですか。
そもそも、中道改革連合自体が、自民党に圧倒されているのだから、皇位継承問題で存在感を示してほしいと思います。
国民の声を可能な限り届けることが最善の策なので、ぜひ皆さんも、ひとことでいいのでメッセージを送ってみませんか?
私も送っておきました。
野田元代表、斉藤元代表にお願いします。
来週行われる中道内での皇位継承に関する議論においては、日本人の民意がどこにあるのか、しっかりと見定めて中道内の意見を取りまとめていただきたく、お願いいたします。
国民の大多数は女性天皇の実現、すなわち愛子さまが皇太子になられることを心の底から願っています。これは何度世論調査が行われても同じ結果になっていることから明らかです。
自民党は男系男子思想に固執する日本会議や神道政治連盟にがんじがらめになっており、たとえ少人数の議員が愛子天皇を望んでも組織がそれを許さない状況です。中道改革連合はどうですか?そんなしがらみなんかないはずです。
男系男子を望む人たちは伝統を重んじるといいますが、過去に女性天皇が存在したのは事実です。そんなことを言っていたら、日本の大事な皇室がなくなってしまいます。もう危機は目の前なんです。女系天皇もまた同じ。そもそも男系女系の観念なんか、DNA鑑定がなかった古代から考えると、怪しいものです。そんなものに臣民は敬意を抱くのではなく、「継承されてきた」という物語が権威に対して、畏れ、敬ってきたはずです。
私は先日の衆議院議員選挙も、皇統問題を何とかして欲しいという想いで、中道に票を投じました。結果は大変残念でしたが、しかしまだ、一縷の望みを持っているのも事実です。
どうか、自民党や維新など政権与党に慮らず、国民の大多数の意思である愛子さまの立太子に向けた提案を、中道改革連合としてとりまとめていただきたくよう、お願い申し上げます。
はたして、国民の願いは元代表の2人を通じてオガジュンに届くのか?
今日も読んでいただきありがとうございました。

