皇族数確保に関して政府がまとめた皇室典範改正案の全容が26日、判明した。

率直に言って、これは 史上稀にみる最悪の法案 である。

 

皇族数の確保策として、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎えることなどを可能とするもので、養子の子が男子であれば皇位継承資格を与えるとすることも併せて盛り込んだ。

 

 

 

 

朝日新聞の報道を読んだ瞬間、胸をかきむしられるような感覚に襲われた。

 

 怒りを通り越して、ただただ呆れる。いや、やはり怒りしか湧いてこない。

 

 

 

 

「議論していない内容」が、なぜか“しれっと”法案に入っている

 

この案の核心部分「養子の子に皇位継承資格を与える」は、 全体会議で議論されていない。

 

森英介議長が一度“口を滑らせた”が、 その後「誤りだった」と謝罪した内容である。

それが、なぜか しれっと法案に盛り込まれている。

 

これは欺瞞であり、傲慢である。 

そもそも、何のために各党各会派が2年以上も議論を重ねたのか。 

その意味を根本から踏みにじる行為だ。

 

 

 

反対の声は「左翼」ではない

 

男系固執派は、旧宮家養子案に反対している人を「中共の手先」だとか「パヨク」というレッテルを張り、自らの正当性を主張する。

 

典型的な例↓

 

いやいやいや。

現実はまったく逆だ。

 

 

■主要新聞社(読売・日経・毎日・朝日・東京・中日・北海道…)

→ すべて批判的。

 

■保守系の論客・学者

所功氏(京都産業大学名誉教授、靖国神社崇敬者総代)

 ・北岡伸一氏(東大名誉教授、安倍政権の安保法制ブレーン) 

笠原英彦氏(慶應大名誉教授、皇室典範研究の第一人者)

 

彼らは口を揃えて、 「男系男子限定では制度が維持できない」 と指摘している。

 

 

 

■著名人

・橋下徹氏

 

 

 

・三浦瑠璃氏

 

 

三浦氏は、賛成反対ではなく、客観的事実を提示したい、というスタンス。

 

しかし、皇室の維持には、制度の安定性だけでなく、国民の納得感という「デリケートなバランス」が不可欠。女性天皇や女系天皇の議論も含め、解決策の優先順位を整理し、複数の選択肢を準備しておくべきだと結論付けており、反対寄りという立場だと私は判断した。

 

 

これのどこが「左翼」なのか。

 

靖国の総代まで反対しているのに、 読売新聞まで反対しているのに、 それでも「パヨク」と言い張るのは、 もはや現実が見えていないとしか言いようがない。

 

 

 

やっぱダンケーはアホだな。

ムキーッムキーッムキーッ

 

 

 

 

立法府の「総意」はどこへ消えたのか

 

 

朝日新聞の指摘は正しい。

立法府の総意を尊重することは不文律だった。 だが政府案は、その総意に記載のない“皇位継承権”に踏み込んだ。

これは、立法府の総意ではなく、 

 

立法府の“相違” 

 

である。

 

朝日が主張するように、このまま強引に法案を通そうとするのであれば、国会軽視の批判は免れず、怒号が飛び交う中で採決が行われることになるだろう。

 

静ひつな環境、どこ行った?

国会軽視の批判は免れない。

 

 

 

国会は既にパニック状態

 

この法案は、この形では絶対に成立しない

 

野党は全法案審議を拒否。 

自民党内からも「野党不在で審議すべきではない」との声。

 

国民民主党ですら反対。 

参院では与党が少数。 

再可決には3分の2が必要。

 

この状況で、 養子案を含む改正案が成立する可能性はゼロに近い。

 

反対しているのは少数の左翼ではなく、 大多数の日本人 だからだ。

 

 

 

 

 

唯一「総意」が取れるのは女性宮家だけ

 

養子案は非難轟々で、総意に組み込むことは不可能。 

一方、女性皇族が結婚後も皇族に残る案は、 ほぼすべての政党が合意している。

 

今国会で成立させたいなら、 女性宮家案だけを切り出すしかない。

 

自民党内の女性・女系天皇容認派は、 そろそろ麻生氏のフィクサー体制に反旗を翻すべきだ。

 

 

 

まとめ

 

今回の政府案は、皇室を軽んじ、国会を軽んじ、 国民の知性を侮辱するものである。

 

この形のまま成立することは絶対にない。

 そう確信せざるを得ないほど、ひどい内容だった。

 

以上、今日も読んでいただき、ありがとうございました。