ものすごい動画を見ました。

 

街中で、立川市議会議員選挙に立候補している日本保守党:冨田いたる氏に対して、一般市民が真っ向から愛子天皇を望む声を伝えていたのです。

 

冨田氏はゴリゴリの男系固執派の様子。

対する聴衆はミドル(だと思われる)の女性。

 

動画をアップした人は日本保守党支持者のようで、この候補者が正論をぶちかましていることを伝えたそうですが、私は逆の視点から、この動画に対してものすごい感動を覚えてしまいました。

 

 

 

イライラするので耐性ない人は再生しなくてもオッケーウインクです。

文字起こしします。

 

 

聴衆:保守党って最も右翼の団体ですよね?

 

 

冨田氏:右翼?普通ですよ。真ん中です。

 

 

聴衆:自民党より右翼。

 

 

冨田氏:日本の真ん中が保守党です。

 

 

聴衆:最も右翼でしょ。

 

 

冨田氏:左に寄っている人はそう見えるみたいですね。

 

 

聴衆:愛子さまの天皇はOKですか?

 

 

冨田氏:はい?

 

 

聴衆:愛子さまの天皇・・(ここで冨田氏が被せる)

 

 

冨田氏:ダメに決まってるじゃないですか。

 

 

聴衆:どうして・・

 

(ここでも冨田氏が被せてくる。聴衆にしゃべらせない、聞く気がない。やや感情的になりながら、)

 

 

冨田氏:皇統は男系男子と決まっております。

 

 

 

聴衆:それが嫌です。

 

 

 

冨田氏:嫌かどうかは関係ないです!(語気強め)

 

 

聴衆:愛子さまを天皇に・・・

 

 

(また被せて)

 

 

冨田氏:日本で決まっていることです。

 

 

聴衆:なんで天皇・・・

 

 

(更に被せて)

 

冨田氏:私たちごときが皇室のことを変えちゃいけません

 

 

聴衆:天皇の娘がどうして天皇になれない。当事者が・・

 

 

被せヤロー冨田:当事者かどうかは関係ないです。歴史ですそれは。私たちごときが日本の歴史を変えてはいけません。

 

 

 

聴衆:愛子さまを・・・

 

 

(大声で)

カブ:皇統は男系男子と決まっております。

 

 

聴衆:今の時代・・・

 

 

(聴衆がしゃべる隙を与えない冨田氏)

 

 

カブ:今の時代とか関係ないです。そういう、軽々しく皇室のことをいじるべきではないです。

 

 

聴衆:愛子さまを次の天皇に・・

 

 

カブ:愛子さまは素晴らしい方ですが天皇にはなれません。

 

 

 

<以上>

 

 

どうですか?このやりとり。

 

ゴリゴリで感情的に被せてくる中年男性に対して、臆せず堂々と「愛子天皇を容認しないあなた方は支持できません。」と伝えてくれています。

 

わたしは、このミドルの名もなき女性に最大限の賛辞を送りたいと思います。

 

 

ブラボー!グッド!グッド!グッド!

素晴らしい!デレデレデレデレデレデレ

あんたが大将!ウシシウシシウシシ

 

 

 

 

  「私たちごときが」という自虐の精神

 

この冨田氏、全く幼稚でロジックもなく、市民に対して大声で反論しています。

 

まるでチンピラですね。

 

また、反論の柱は「私たちごときが日本の歴史を変えてはいけません。」ですが、果たしてこの主張は正しいのでしょうか?

 

特に私が引っかかったのは「私たちごときが」と、現代に生きるわれわれ日本人のことを自虐的に卑下している所です。

 

天皇に関する歴史に絞って考えても、先人達は時代のニーズに合わせ、その姿形を変えながらも、日本という島国では権威と権力をわけておいた方が国家が安定する、と言うことを本能的に悟り、改革しながらも現代に続いてきているわけです。

 

 

・古代の天皇は「世襲制」ではなく「合議制」だったこと

 

・武家が権力を握った時代においても「権威」は残しておくことにしたこと

 

・明治になり、皇族は軍人たるべきとし、天皇は帝国軍の大元帥としたこと

 

・昭和帝が側室制度を廃したこと

 

 

これらに対して、われわれ日本人は決して現代の感覚で善悪を論じるのではなく、偉大な先人達への工夫に感謝と尊敬の念をもつべき事だと、私は思うのです。

 

令和の世、今まさに男系男子では皇統が断絶するリスクがあるため、明治からのルールを変えようと必死で議論をしていますよね。

 

そんな現世を懸命に生きる私たちごときが歴史を変えてはいけない?

 

 

 

やい!カブ冨田!

馬鹿も休み休み言え!ムキームキームキー

自虐もたいがいにせーよ!

 

 

彼らが否定する自虐史観の構造と何が違うのでしょうか。

 

 

■自虐史観左翼

 

戦前の日本人はアジアにひどいことをした。

現代の日本人は反省と謝罪を永遠に続けるべきだ。

 

■カブ冨田

 

現代の日本人ごときが歴史を変える権利なんかない。

永遠に変えようと思うな。

 

 

 

・・・

 

 

全く同じじゃねーか。

 

恥ずかしい。

 

 

 

 

  街中であふれかえる愛子天皇待望論

 

この冨田氏を見ていて私は思いました。

 

男系派が街頭で男系男子を叫ぶと、石が飛んでくる時代がまもなくやってくる、と。

 

街中に愛子天皇を待望する気持ちがあふれかえっている、と。

 

 

そういえば、先日の辻元清美議員のyoutube配信動画の中でこのようなことを仰っていました。

 

 

実はね、今日高槻に帰ってきまして、事務所から配信してるんですけれども、高槻のスタッフに聞いたら、一番、今、お電話いただくのが、この皇室典範の改正の問題なんですって。そして一番多いのが「愛子さまを天皇にしてください」とか「女性女系を認めてください」これ多いです。

私も道歩いてても言われるんですよね。ですから関心が非常に高いし、女性女系も認めたらええっていう人の世論調査は、もう 8割以上なんじゃないですかね。

 

 

 

 

電話が最も多い、ということは、それだけ国民の関心度も高まってきている、と言うことの証左だと思います。

 

 

なお、かつて辻元氏がかなりの自虐史観の持ち主であり、私はそれに対して批判的に見ていたこともあります。

 

この紹介動画においても、村山富市談話、河野洋平談話についての言及もありますが、今の私はこのような言説もおおらかに受け入れられる心境です。

 

これが私の変節なのか成長なのかは分かりませんが、少なくとも前段で紹介したようなゴリゴリの自称保守の、はりぼてのような自尊心を守るだけの言説には、皇位継承問題を通じてほとほと付き合いきれなくなった、というのが素直な感想です。

 

また、辻元氏もかつてほど「日本は永遠に謝罪を続けるべきだ」という論調ではなくなってきています。

 

そして皇室に対しては、素直な尊敬の念を持っているということを、彼女の言動を見ていても自然に感じることができます。

 

さまざまな社会問題について考えた結果、私のような人間はリベラル寄りに、辻元氏は保守寄りに、それぞれアップデートしたのだと思います。

(同列に並べるのは大変恐縮ですが)

 

人間はアップデートを繰り返すものなのだな、と私なんかは思っちゃうわけです。

 

冒頭のカブ冨田氏も、いつかはアップデートする日が来ることを願います。

 

 

以上、今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

~愛子天皇の未来へ~

夕焼けに染まる街並みを歩く人々