こぐまくんと推理 「ない」の発見(1歳0ヶ月) | こぐまくんの知育日記 ♦︎虹色教室mini♦︎

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2020年生まれの孫のこぐまくんとの遊びと関わりの記録です。

こぐまくんは1歳になりました♪

 

こぐまくんに赤ちゃん用のお菓子を見せて、

片方の手に隠し、握った両手を突き出しました。

 

「お菓子はどっちに入ってるかな? どっち、どっち?」とたずねると、

こぐまくんは、私の左のこぶしをトントン。

 

「何にもないよ。ない、ない」と左手を開いて見せてから、

グーの手に戻すと、

こぐまくんは、次に右手をトントンするのかと思いきや、

すでに確認ずみの左こぶしをトントン。

 

こぐまくんには、「左手にないなら、右手だろう」と

いう考えはない様子。

 

こぐまくんが、手を開けてよ、と催促するたびに、

パーの手を見せると、「なあんだ、ないのか」という表情をするものの、

手を閉じると、再び、同じ手をトントン叩くことが

繰り返されました。

 

それは少し不思議な光景でした。

というのも、こぐまくんは、「ある」ということに関しては

かなり推理力を働かせるようになっていたからです。

時間が経過しても、「ここにあった」と覚えていますし、

物の一部しか見えなくても、何があるのかピンときていました。

 

また、音を聞いて、「ここにあるな」「あれがあるんだな」と推理するのは上手になって

いました。

0歳7ヶ月頃には、大人が毛布の中に隠れて呼ぶと、

毛布の中で方向を変えて呼んでも、必ず、声のする場所まで

はいはいで移動して、毛布をめくっていました。

音がどっちの方向からしているのか、

誰が呼んでいるのか、よくわかっているようでした。

 

それなのに、「ない」ということは、

何度見せても、すぐに忘れてしまうこぐまくん。

 

二つのどちらかを選ぶというのも難しいようで、

両手を出しているのに、トントンするのは、きまって左手でした。

ですから、下の写真のように左に隠すとすぐに見つかるけれど、

右に隠すといつまでも、トントンして、「ないね」って確認して、

また「ない」方をトントン。

 

 

 

途中で少しヒントを出して、右手の隙間から

お菓子をのぞかせると、こぐまくんはようやく右をトントンして、

お菓子を目にすると、

輝くような笑顔を浮かべました。

 

 

それから数日後、

こぐまくんの「ない」方の手ばかりトントンするの

面白かったな〜と、

右手におもちゃを隠して、

「どっちどっち?」とたずねると、

こぐまくんは、お約束のように左手をトントン。

 

「ないね。ないない」そう言って、開いた手をグーに戻し、

さあ、もう一回、同じ手をトントンするかなっと待っていると、

こぐまくんは、あっさり、おもちゃを隠してる右手をトントン

しました。

そして開いた手の上のおもちゃを、好奇心いっぱいの目で

見つめていました。

そんなこぐまくんの姿から、

「ない」ということも、新しく発見されることなんだな、と

しみじみ感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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