とうとう、DCTのDAC部分のオペアンプ交換にも手を出してしまいました。

まず、DCT-2000の普通のDACを交換してみました。まあ、同じ2回路8ピンなんでそれほど難しくはないですが。もともとOPA2604やOPA627が好きなんで、いい方向に音が変わっているような気はします。

次に、ちょっと難易度が上がるOPA627への交換を、DCT-Z1のDAC部分でやってみました。こいつは、たまたま単品で出ていたものを奇跡的に入手したものです。今までと同じように、元のパターンに足をはんだ付けして生やし、パターンがはがれないようにエポキシ接着剤で固めた後、そこに基板をさしてはんだ付けします。位置的にコネクターの近くなんで、ちょっと上にずらす必要があり、後から少し動かせるように、少し細めの足(配線材からの流用)を使っています。手持ちの載せられるDCTで聞いてみましたが、さすがOPA627かなと思う音で、元々好みの音なんでひいきが入っているかも。AL24プロセッサープラスの音は、いろいろなものを聴き比べてきた結果、やはりいい音だとは思うのですが、DRX9255にヘッドホンアンプのAL32のDAC部分で聞いた音と比較すると、響きや空気感が多すぎないかなという部分があり、一つ一つの音がはっきりしないように感じてしまう(逆に迫力はある)部分があるんです。DRX9255+AL32は、本当に一つ一つの音が手に取るようにわかる感じに聞こえます。ヘッドホンアンプは、出力段のオペアンプをOPA627に変えており、DRX9255も、DAC直出し、ヘッドホンアンプのDAC に入れて戻し、ボリュームしか通さない改造をしているので、そのせいかもしれませんが、Z1の改造DACは、少しこれに近くなる感じでした。まあ、好みという感じもしますが。では。