父の威厳はビンづめのフタに残された???・・つうことでー | 真とりぴー通信改

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たまにイラスト、親父の日記・・中身はゆる~いよ











         ジャムのビンづめ~




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         奥さま、
         こんなことございませんか?

         さあ、朝食!!

         なのに、
         ジャムのビンのフタが
         ビクともあかない!

         「ええ~?かたく
          締めなかったのにい~」

         なんてことが・・・

         ふたにこびりついた
         ジャムがかわいて
         かぴかぴになると
         よくありますわよねぇ~

         今は握力に
         自信がない方でも
         簡単にフタをあけられる
         お助けグッズがありますけど

         あいにくとそれもない!

         どうしましょ?

         子どもが
         部活で家を出る時間が
         せまってます・・・

         困っちゃいますわよねぇ~



         はい!!
         そんなときは、
         あの人です!

         休みの日というと
         家でゴロゴロされて、
         邪魔以外の何物でもない

         あの人の存在が
         頼もしくなりますわよねぇ~












 ま、そんな流れで
 こないだ熊太郎に
 回って来たのが


      上の写真の

      フタがあかなくなった
      ジャムのビンづめのふたをあける
      という役割りでした。




      かみさんが
      あけようとしたらダメで。

      つぎに
      身長174センチ
      体格は熊太郎を抜くのも時間の問題の
      小僧(息子:中学2年生)が
      トライしてもビクともせず。

      で
      熊太郎におはちが回って来た
      というわけですな。



      ---------------------------------------



       かみさんは問題外として
       小僧の体力はどんなもんでしょうか?



      握力の全国調査によりますと

      握力は男性の場合、
      40歳くらいがピークで、

      中生2年生である14歳の握力は
      まだまだ発展途上です。

      なので14歳の握力は、
      下降状態にある70歳くらいの握力と
      同じなんです。

      つまり熊太郎の方が小憎よりも
      握力はあることとなります。

      はたして
      熊太郎がエイっとひねると
      フタは苦もなくあきました!






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      魔法を見るように・・・
      あとほんの少しの尊敬の念で
      熊太郎を見る
      かみさんと小僧・・・

      父親の存在意義を示した
      瞬間でしたね。







     父親・・・・


     昔は一家の大黒柱と称され

     地震、カミナリと肩を並べて
     恐れられた父親ですが

     威厳のある父親は
     今は絶滅危惧種・・・

     でも、
     あかないビンのふたが
     この世にある限り
     その威厳は
     かろうじて保たれてるようですね。



     ただ、さきほどの
     握力の全国調査によりますと

     順調に行けば
     小僧が高校2年くらいの段階で
     握力は抜かされるようです。

     あと3年ほどの天下かあ~




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     そう言えば
     熊太郎も高校くらいのときに
     ビンのふたをあける役割りを
     父親から奪取した記憶があります。



     遠き昔のその日、

     熊太郎家ではいつものよう
     熊太郎の父親が
     「どれどれ」・・・と言って
     母親からあかないビンを手渡されました。

     でも、その日のふたは難敵で
     なかなかあきませんでした・・

     父親がアキラめかけたビンを
     高校生だった熊太郎が「かしてみな~」
     って取り上げます。

     今まで父親がダメな場合に
     あけられたためしなかったのですが、

     ちょっと自信のようなものもあったのかも
     しれません。

     (どうせダメだろ)いう表情の父親の前で
     熊太郎が力まかせにひねると、
     ググっとふたは回ったのでした・・

     こうなると母親は息子の方が
     かわいいですから

     その日以降あかないふたがあると、
     息子の熊太郎に頼るようなりました。

     父親のちょっと
     悔しそうな顔・・おぼえてます。




     そう、時はうつり・・今度は
     熊太郎があけられないビンのふたを
     小憎が苦もなくあける瞬間が
     いずれ来るんですねえ~

     自分は
     迎えたその瞬間に
     どんな感情をもちましょうかね・・・

     くやしい?さびしい?うれしい?

     3年後にはわかります。









      ただし
      その前に、身長は抜かされて
      高いとこにある物を取る役割りは
      奪われそうですねー

      だってあと2センチくらいですもん。




      何ていうんすかねぇ~こういうの??

       老兵は去るのみ?
       老いては子に従え?
       負うた子に教えられ?

      自分もそうしてきた
      自然のながれなので、
      それもよし・・ですねえ~




      ですんで
      いかに技術が進歩しようとも
      ビンのふたは時々あかなくなるように
      つくってくださいね~

      製造業者のみなさま・・・





      ばいびい