あいのコリーダ?事件 | 真とりぴー通信改

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 『 愛のコリーダ 』


      いや、
      大島渚監督の
      映画じゃありません。

      アメリカポピュラーミュージック界の重鎮
      クインシー・ジョーンズが
      1981年にカバーして大ヒットになった
      あの名曲の方です。


[洋楽ヒット] ブログ村キーワード



 当時のボクは
 大学生でしたね~
 ちまたでこの曲は大ヒット中。
 こんなアルバムジャケットでした。


イメージ 1


( 言わずと、レコードだったんだよ~ )

 ご多分にもれずボクも
 ヘッドホンステレオで
 ガンガンに聴きながら
 歩いたものです。

( 言わずと、カセットテープに録音してだよ~ )






     当時の友人にオカガミ君という男がいました。

     ある日
     彼と他愛もない会話をしとりましたら、
     何かのタイミングで、
     この曲についての話題が
     出たことがあります。

     これは、そのときのお話です。



     な~んか彼が
     「 愛のコリーダ 」と言うたんびに
     イントネーションがおかしく聞こえたんです。


     気になるので
     よ~く耳をとぎすませて聞いてみました。

     すると、どうも「 あいの 」じゃなくって
     「 あい・のー 」って言っているようなのです。


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    オカガミ 「 ・・・で、あい・のーコリーダはね・・」

    熊太郎 「 おま、何て言ってる?? 
          あい・のーって、変じゃない??」

    オカガミ 「 どして? あい・のーって英語だから、
          これでいいんじゃないの?」


 
     !!!!!!!!!!!!
     わかりました!!

     オカガミ君は、
     「 愛の 」の部分をずっと
     英語だと思って聞いていたようです。

     すなわち、
I know Corrida.
    ( 私はコリーダを知っている )

    熊太郎 「  I know Corrida.じゃないって!
          愛のコリーダだよ!!」

    オカガミ 「 ウソだよ~おかしいよお~
          それじゃあの映画と同じタイトルじゃない!!」

    熊太郎 「 なんで? 同じだとダメなの??」

    オカガミ 「 クインシーみたいなビッグなミュージシャンが
          日本語を歌うもんか!!  
          絶対、あの映画とは関係ない曲なのっ!!!」  


     ????????????
     なんとも不可思議な思い込みです。

     どうも、オカガミ君にとって
     洋楽というジャンルにおいては、
     英語は高尚で、上品で、正道である一方、
     日本語は低俗で、下品で、邪道であったようです。
    ( ↑ いやそこまでは言ってませんが  (*^▽^*)ゞ  )

     とにかくボクがどう言っても、
     オカガミはガンとして受け入れてくれませんでした。

    熊太郎 「 ほんとだって! 日本語なんだって!!

          じゃあ~なにかい?          
          過去形なら、あいにゅコリーダなのかい?
          未来形なら、あいるのうコリーダなのかい??
          受動態なら、あいむのうんばいコリーダなのかい?

          あんたコリーダの何なのさ。」  


 
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     さて、そうこうあってから数ヵ月後。

     クインシー・ジョーンズが何と!来日いたしまして、
     日本でコンサートを行ったのです。

     そして、
     その様子がテレビの深夜枠で放映されるというので、
     オカガミ君もボクも、それぞれイソイソと見ておりました。


     すると、
     くだんのコリーダの演奏が始まるや、
     クインシーが客席から
     誰かをステージ上にかつぎ上げるじゃないですか~



     いったい誰なのか、よくよく見ると、



     それが・・・・




     ↓ 

イメージ 2

大島渚監督


     オカガミ君の悲鳴が、
     遠くわが家まで聞こえて来る気がしました。。


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      大島監督は、
      そのあともステージから降ろしてもらえず、
      例の「 ♪あ~いのっコリーダ♪ 」のか所を、
      クインシーにマイク向けられて
      歌わさせられていました。

      監督は、
      マイク向けられた瞬間、ギョッとしてましたから、
      おそらく、スペシャルゲストとして招待されて
      ステージに上がるのは聞かされていたものの、
      まさか一緒に歌わさせられるとは思っていなかったようです。


        「聞いてないよ~」


      お世辞にも上手でない歌を披露する
      監督のお顔には

もうコリゴリ~だ

      という表情が満ちあふれておりました。



ブログランキング加中であります。このブログを応援してもいいかな~という・クインシーはこの翌年、マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」をプロデュースしたんだよねえってうなずいてる・あなたも!!下の3つのどれかをポチっと押してくれたりなんか、だめっすか? コリーダ(Corrida)ってスペイン語で闘牛のことだそうだぞお~
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