| 一周年記念と銘打った連続絵物語 |
| 今日はその第四回 |
| とりぴー子ちゃんが巻き込まれる |
| 運命のいたずらとは！？ |
| 「とりぴー子ちゃんの受難」その４～赤い衝撃 |
| 前号のあらすじ |
『とりぴー子ちゃん』は、橋が壊れてしまったため、
川向こうに住む婚約者の『いのさん』のもとへ行けないで困っていました。
そこに現れたケロちゃんは、船に乗せるかわりにお金を要求してきます。
お金を持っていなかったとりぴー子ちゃんは、船に乗せてもらえませんでした。
川辺になすすべなく、呆然とたたずむとりぴー子ちゃん。
その時です、『ワルキューレの行進』をけたたましく鳴らしながら、
第三帝国の誇る潜水艦『Uボート』がこちらに向かって来るではありませんか。
よく見ると、船上には１匹のサソリが乗っています。
サソリちゃん 「あひゃひゃひゃひゃ～
フェーラー・スコルピオン！（スコルピオン総統万歳！）
イッヒ・ザイン・フォルコメンハイツ！！（私は完璧だ！！）
しっしっしっしっ・・・俺だよ本郷～～～・・・」
とりぴー子さん 「あの～～・・このお話しを見てる人は、２０代のお嬢さんと、
３０代の昔のお嬢さんが多いので、
『リングにかけろ』ネタも
『仮面ライダー１号』の怪人さそり男ネタも、
ついて来てないと思います。あなたは誰ですか？？」
サソリちゃん 「あひゃひゃひゃひゃ～ アタイは無毒な
だサソよ。お願いだから出オチに終わらせないでおくれ。」
| サソリちゃん |
とりぴー子さん 「よかったわサソリちゃん、実はかくかくしかじかの事情なんです。
その潜水艦で、私を向こう岸に連れて行ってください。」
サソリちゃん 「いいサソよ・・・でも・・・・」
サソリちゃん 「・・・渡らせるかわりに、
どや？おっちゃんとエエ～ことせぇへんか？」
とりぴー子さん 「ええ～～！！ エエことって・・・どう見ても
『 Ｗｉfit 』じゃなさそうなこの雰囲気・・・・
あなた・この劇中だけ、男という設定なのね、
おきて破りの逆サソリなのね。
私には婚約者がいるんです。そんなことできません。」
サソリちゃん 「うししし・・。こばんだところとて手遅れさ。
お前が飲んだ紅茶には、サソリの毒が入れてあったのさ。
サソリの毒はあとで効くのよ。
今に毒が体中にまわって、しびれて動けなくなる。
そうしたら、ゆっくりと、アタイの毒牙にかけてやるのさ。」
とりぴー子さん 「いや・まず、紅茶なんかもらってないし、飲んでないから。
美川憲一の『さそり座の女』の歌詞でボケてるんだったら、
結局歌では、毒なんか入れてなかったし。
あなた、無毒とか言って、毒だらけじゃないですか～
こんなんだったら、毒マムシの方がよかったわ。」
サソリちゃん 「わしゃ、おばあちゃんのアイドルかい！？
スパイダーショットとか怪獣に撃っちゃうんかい！？
ちっとも話し進まないから、あと３０秒しか待たないよ～
シンキングタ～イム・スタート！」
とりぴー子さん 「ううう・・・もうこうなったら、
背に腹は変えられないかもしれないわ。
いのさんに会うためよ、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
・・・地獄に仏と思っていたのにぃ～～・・・・」
貞操の危機にも関わらず、ことわざは３つも言っちゃう、とりぴー子ちゃんでした。
とりぴー子ちゃん危うし、次回に乞うご期待！
今日は、ここまで！！
またもや・・・ひっぱる、ひっぱる
次の掲載はいつなのか・・・・それは、今は言えない。
くりかえしますが、この物語はすごく有名な心理テストを
ベースにしてるんですから。
ただのエロ小説じゃないんですからね、奥さん！
話が終わったら、最後に本当にテストが出るからね～
ここ、今日のトコも復習しとかないと、赤点補習になるぞ～
次回予告は、兄が殺人罪のヌレギヌで逃亡者に！
かたきの娘は嫁に出来ない！ 結婚するなら母は死にます！
そして、とりぴー子ちゃんの純潔は！？（たぶんダメ）
（※ なおこの物語はフィクションであり、登場人物は実在の人物とは
一切関係ありません。実在のサソリちゃんは、とてもやさしい無毒な淑女です。）
（※ なおこの物語はフィクションであり、登場人物は実在の人物とは
一切関係ありません。実在のサソリちゃんは、とてもやさしい無毒な淑女です。）
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