思いがけない告白 | 今日ものほほん、ひとりごと

今日ものほほん、ひとりごと

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毎日浮かんでは消える「ひとり言」と
なんてことない「ひとり事」(仕事・遊びなど)を
ぼちぼち、のほほ~んと、つづります♪
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\ ご訪問ありがとうございます /

 

ともに50代の晩婚夫婦です

子どもはいませんが、愛犬がいます

 

夫の病気(うつ)のこと、

くらしのこと、家事・家計のこと、

日常の思いをつづっていきます

 

 

おはようございます。

 

夫はちょっとお疲れ気味でしたが

今日もなんとか出勤しました。

 

 

夫は夏から秋への

季節の変わり目に疲れがたまりやすく

 

過去をふりかえっても

大体10~11月くらいに

メンタル不調になっていたので

 

これからが要注意月間。

 

 

しっかり見守っていきます。

 

 

 

****

 

 

先々週、

元上司から依頼されたミニ講座が

無事におわった。

 

 

できる限りの準備はしたし

練習も精一杯したけれど

 

人前で話すのはやはり簡単ではなく

出来は今ひとつ。

 

 

いや、

 

はっきり言って、へぼかった。えーん

 

 

でも、楽しかったし

この年で新しい挑戦ができたから、良し!!

 


もう振り返らず、そっと

思い出箱にしまってしまおう。照れ

 

 

 

****

 

 

講座のあとに

元上司がランチをごちそうしてくれた。

 

 

その席で、元上司が

「実は・・・」と打ち明けたことがある。

 

 

元上司の奥さんが

この1年間、うつ症状で悩んでいるらしいのだ。

 

 

コロナに感染するのが怖い、不安だ、

という恐怖観念がきっかけで

 

憂鬱な気分になり

 

朝起きれなくなり、

まったく外出しなくなったという。

 

 

することと言えば、

離れて住む娘たちや友人に電話し

不安を聴いてもらうこと。

 

 

でも、娘さんたちも育児や仕事で忙しい中

何度も電話があるので

相当ストレスがたまっているらしく、

 

最近は電話にあまり出てもらえないらしい。

 

 

 

****

 

 

「病院は行ってますか?」とたずねると

 

身内に紹介された病院に月1回通い

服薬治療をしているとのこと。

 

 

 

だけど、奥さんが

朝はずっとボーっとしてて

「むかむか、もやもやする」と言うので、

 

 

「薬の飲みすぎではないか」と

元上司は心配していたけれど

 

 

やはり「飲まないと不安になる」らしく

見守るしかないという。

 

 

 

このことを

うちの夫に話したら

 

「せめて週1回は通院し

カウンセリングを受けた方がいいのでは?」と。

 

 

それが

定期的な外出の機会になって

気分転換できるし、

 

「また今週も通院できた」という

達成感にもなるかもしれない、と。

 

 

 

わたしもそう思うけど、

 

メンタルの問題は

ほんとうに人それぞれで

下手にアドバイスしてもいけない気がする。

 

 

その一方で、

 

わたしの立場としては

家族のつらさがよくわかるだけに

ほっとけない気もする。

 

 

 

わたし自身、夫が休職していたときは

 

本人が病院に行くのもつらそうだし

自力で判断するのも負担になってるように感じ、

 

 

わたしも治療の選択や

通院のサポートをしたかったけど

 

患者の家族が相談できる場所がなくて、

 

ほとほと困り果てたのをよく覚えている。

 

 

****

 

 

元上司はやさしい人だし

奥さんも明るくきれいな人。

 

夫婦共働きで定年まで働き

大きな家があって

子どもたちも立派に成長し

 

はたから見ると十分、

豊かで幸せな人生だと思える。

 

 

 

それだけに

意外すぎる告白だったけど

 

 

いくつになっても、

わが身にも、

 

うつは起こりうる身近な病気なのだと

つくづく思った。