前回から発情の原因となる状況について、
お話しさせて頂いております。
今回は残りの3項目についてです
3、紙類を齧る
紙を齧る行動は、巣を作る行動を
連想させることがあります。
床材の紙などをいじるようなら、
物理的に齧れないようにする
もしくは紙を敷かないなどの対策を取りましょう。
4、高脂肪の餌を与えている
カナリヤシード、麻の実などの
高カロリーなシード類を与えすぎることも、
発情を促す要因となります。
通常の食事量も多い場合は、
食事量の制限も必要となってきます。
5、夜遅くまで起こしている
光周期(明るい時間帯)が長い事も、
発情の要因になります。
寝かしつけているつもりでも、
物音が聞こえたり、光が少しでも
漏れているような環境では意味が有りません。
目安としては13時間以上は
寝かせるように心掛けましょう。
そもそも発情をするということは、
「その環境が快適すぎる」と言えます。
一見すると、むしろ良い事に
聞こえるかもしれませんが、
返ってそれが鳥への負担になることもあるのです。
人と同じで、日々の生活習慣が健康に繋がります。
愛鳥さんとの末永く生活していくためにも、
節度ある生活を心掛けましょう。