ペレットメーカー訪問記(1) | とり村便り

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いつもありがとうございます。松本です。

以前お伝えしたかもしれませんが、5月にドイツで開催された
「インターズー」というペット用品の展示会に行きました。

そのときに久しぶりに興奮させてくれたブースが一社ありました。

そのブースのメーカーはスペインにあります。

このとき3回ブースを訪問し、

帰国してからメールでいろいろなことを確認し合い、

そして先週スペインに行ってきました。

実は今、帰国便の乗り換えで立ち寄った

シンガポール・チャンギ国際空港で、

このメールを書いているところです。

さて、訪問したペレットの会社はスペインです。

スペイン?

と思われた方もいらっしゃるでしょう。

私もそうでした。ペレットはアメリカが中心でしたので、まさか
スペインでペレットを製造しているとは全く知りませんでした。

このスペインのメーカーがなぜ私たちを興奮させたのかと

言いますと、製造したペレットを評価するために、

たくさんの鳥を飼育していることでした。

その数なんと、約1,300羽。

しかもヨウムだけで800羽。

私がよく言うギャグの「嘘八百」ではありません。

その真意を確かめたくて、今回スペインに訪問した次第です。

CAP!ではペレットを輸入するにあたってメーカーに訪問し、
工場見学をさせていただきます。

過去にはケイティ、ズプリーム、ヒギンズの工場見学をし、
日本に初めて輸入をしました。

ただ当時、ペレットメーカーにとって、

どこの馬の骨かわからない日本人なので

、工場見学も輸入するのもたいへんでした。

さらに日本はヒマワリやシード全盛期でしたので、

ペレットを普及させるのにとても苦労した思い出があります。
今では懐かしいですが、、、。

さて、話をスペインに戻します。

結論から申し上げますと、私たちの予想以上で感動しました。

工場も繁殖場も、そして経営者ご家族や

従業員の皆さんに感動しました。

詳しくは後日ご報告しますが、

ひとつだけお伝えしたいことがあります。

私たちが今まで訪問したペレットメーカーは工場見学だけです。

その工場で作られたペレットをどこにいる、

どの種類の、どれだけの数の鳥たちに与え、

評価しているかは教えてもらえませんでした。

私たちの疑問はそこにありました。

鳥たちに必要な成分ありき、で作られているのか、鳥たちの
生育や健康状態を確認しながら改良を加えているのか、
その疑問にどのメーカーも教えてくれませんでした。

もちろん見せてもくれませんでした。

しかし、スペインのメーカーはそのすべてを見せていただきました。

そのペレットを与えている鳥たちの生育や

健康状態を目の当たりにしました。

長くなりますので、続きは来週のメルマガでご報告致します。