看護が必要な鳥への止まり木設置法 | とり村便り

とり村便り

埼玉県新座市にある「とり村」の、コンパニオンバードと長く、楽しく暮らすためのお手伝い情報や
おススメ商品・素敵な鳥さんグッズの情報バードラン・イベント情報などの発信ブログです。

こんばんは、望月です。

昨日のメルマガでお話ししましたが、
今回は看護が必用な鳥に対しての、止まり木の設置について
お話したいと思います。
病気の鳥などの看護法にも繋がりますので、
参考にして頂けますと幸いです。

握力が弱い子や、病鳥や老鳥の場合は、止まり木を低め、
もしくは床に置いて設置します。
万が一落ちた時に、負担を少なくする為です。
特に、病鳥、老鳥の場合は、
ケージからプラケージ(虫カゴ)に移して管理します。

$とり村!!

$とり村!!

プラケージに止まり木を設置する際は、
床にそのまま直に置くのではなく、
画像のようにプラケージの幅に合わせて設置したり、
両端をクリップや洗濯バサミなどで挟み、低めに設置します。

床には餌を全面にばら撒き、積極的に食べてもらえる状態にします。
食欲がある子は平皿に餌を入れても良いのですが、
食欲が無い位具合が悪い子の場合は、
場所を全然動かなくなる事が多いので、
いつでもどこでも食べれる環境が望ましいです。
また、鳥は地面に落ちているものを啄ばむ習性があるので、
止まり木を低めに設置するのも、少しでも食べてもらえるように、
このようなまき餌の方法を用います。

狭いプラケージに、止まり木なんて邪魔で必要ないのでは?
と思われる方もいるかもしれませんが、
止まり木がないとどんどん握力が弱まり、
そのうち腹這いの状態となってしまい、内臓を圧迫させてしまうことになります。
ですので、看護の際にも必ず止まれる場所は必要となります。

ちなみに、現在とり村夢工房で看護用の鳥の為の止まり木を開発中です。
もうすぐ完成予定(?)ですので、お楽しみに!