飼い鳥白書へのご協力ありがとうございます。
5番目のご家族のエピソードです。
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我が家には年齢不詳、性別不詳(多分男)のアオボウシがいます。
家に来た時には既にアダルトな顔をしており、それから
少なくとも7年は経過してます。
初めは人に寄り付かず、かといって近づくと暴れるという
わけでもなく、まるで自分の存在を消しているかのようでした。
はっきりしたきっかけは本人に聞いてみないと分からないのですが、
タイミング的には丁度家で一番の古株のキエリボウシが亡くなってから、
徐々に人が来ると寄ってくるようになり、今では頭を自分から率先
して撫でてくれと出してくるようになりました。
ここまでだとただの オメデタイ話で終わるのですが、実はこの子、
人が自分のカゴの横を素通りしようとすると物凄い勢いでカゴ越し
にですが飛び掛かってきます。
これがもしカゴ越しじゃなかったら…なんて考えると弱冠ひんやり
する位の勢いです。
最初は凶暴なやつめくらいに思っていたのですが、よくよく観察
してみると、どうやら自分に意識を向けて欲しいという表現の
ような気がするのです。
その証拠に、大嫌いな父がカゴに近づいた時とは飛び掛かる勢いが
違う(といっても凄い勢いですが)、飛び掛かった後に父が足を止め
て構うと、ひたすら攻撃を繰り返す一方で、私や母の時はそれ以上
飛び掛かっては来ない、むしろ話し掛けるとちょっぴり嬉しそうなのです。
その事に気づいてからは、ちょっと不器用でだけど関心を向けて
欲しい不良息子のように思えて可愛く思います。
ただ、やはり出来れば違うやり方を覚えて欲しいので、飛び掛かって
来た時はあまり反応しないようにし、逆に近くを通っても、飛びつい
て来なかった時には誉めるように今は心がけてます。
他にも手渡しでおやつをあげると、取る勢いが良すぎて指ごと食べら
れそうになるなど、なかなかの野生児ですが、彼?なりにコミュニ
ケーションをとろうとしてくれてるんだな、と思うと可愛いものです。
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ありがとうございます。
「不器用でだけど関心を向けて欲しい不良息子のように思えて、、、」
素敵ですね。進展がありましたら、また教えてくださいね。
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「我が家の困ったチャン。でも、それが可愛い!」
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●タイトル: 我が家の困ったチャン。でも、それが可愛い!
(長いので上記をコピペしてください)
●締切り:11月3日
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