在庫から探し出す、なんちゃって鳥図鑑のシギの仲間の最終回です。4日間に渡って紹介しました。これでもまだ見た事ないシギが10種以上も居るんですから、シギは種類が多すぎる。(世界約90種 日本53種)


風の竜馬の鳥図鑑その42-4 シギ編

チドリ目 シギ科


ホウロクシギ L61.5cm 日本のシギ科では最大の大きさ。下に大きく曲がった嘴が特徴。全体に褐色味が強い。お腹の下面まで褐色。(2009年4月 千葉県)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-ホウロクシギ


ダイシャクシギ L60cm ホウロクシギとほぼ同じ大きさ。しかし下面が白っぽいのでホウロクシギと区別出来る。(2007年10月 千葉県)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-ダイシャクシギ



チュウシャクシギ L42cm 下に曲がった嘴がダイシャクシギより短いく、体も小さい。(2010年7月 東京都小笠原母島)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-チュウシャクシギ


コシャクシギ L31cm チュウシャクシギよりもさらに嘴が短く小さい。体も一回り小さい。稀な旅鳥。情報を聞いて駆けつけて三脚を据えた途端飛ばれて行方不明。(ノДT) 翌日同じ場所で早朝に見つけました。(2009年4月 千葉県)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-コシャクシギ


ヤマシギ L34cm ズングリした体を枯れ葉や枯れ枝に隠して忍者のようです。よ~く見ないと全体像が分りません。カモフラージュの名人です。(2009年2月 神奈川県)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-ヤマシギ


アマミヤマシギ L37cm 日本固有種です。鹿児島県奄美大島~沖縄諸島に生息しています。奄美には普通のヤマシギも渡ってきますので注意が必要です。アマミヤマシギは頭のトラ縞模様の一番目の幅が狭いのを他の写真で確認しました。ISO12800でSSは1/15、ストロボなしでライトの光のみ、しかも車のフロントガラス越しです。(2011年4月 鹿児島県奄美大島)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-アマミヤマシギ


タシギ L26cm ジシギと呼ばれるこのグループは識別が困難な場合が多い。最も普通に見られるタシギは長い嘴、水辺を好むなど比較的分りやすい。羽根の外側が白い幅広になっているので横から見ると斜めに白い線が見える。(2009年10月 茨城県)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-タシギ


ハリオシギ L26cm この時は全体像を写せなかった。部分部分を写して数枚を専門家に見てもらったが「ハリオシギの印象が強い」との返答を頂いたのでハリオシギとしている。ボクには正直よく分りません。(2009年9月 千葉県)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-ハリオシギ


チュウジシギ L28cm 全体にタシギより淡色に見える。嘴を突っ込んでいるのは牛糞置き場です。臭いを我慢しながら撮りました。(2009年12月 沖縄県石垣島)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-チュウジシギ


オオジシギ L31cm ジシギの中でも顔が白っぽく見える。何よりもズビャークズビャークと鳴いて飛び回ってたのですぐに識別出来ました。(2011年6月 北海道)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-オオジシギ


アオシギ L30cm 全体に青っぽく見えるのでアオシギと名付けられた。ズンズンと体を上下させながら歩くのが髭ダンスみたいで面白い。(2009年1月 神奈川県)
$風の竜馬の鳥見隊(とりみた~い)-アオシギ


 いかがでしたでしょうか? 4日間の42種の中で「これは◯◯だ!」と断言出来るシギがいくつあったでしょう。ボクは今でも半分以上は図鑑頼りです。家に帰ってから数種類の図鑑を見比べてますます悩んでいます。(;^ω^A
 あなたはシギの仲間、いくつ見た事があるでしょうか?



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