12/2(土)に奈良先端科学技術大学院大学の科学コミュニケーション団体NASCさんを講師にお迎えして科学実験教室を開催しました
題して「一日限りの鳥見子ども科学捜査研究所」です
PTA役員や保護者の方に容疑者や犯人役となってもらい、子ども達に実験を通して犯人を特定していくという企画になっています。
楽しそうですよね
定員20名に対し40名近くの応募があり、NASCさんにご相談の結果全員が参加できることになりました
まずは、NASCさんより自己紹介
日頃どんな研究をしたり、活動をされているかお話いただきます。
自己紹介が終わったころ、ホームズ(保護者)が子ども達に伝えます
「この部屋の中で窃盗事件が起こった!大量のお菓子が盗まれた!!」
「廊下に手紙と指紋が残っていたのだが、この部屋にいる保護者の誰かのようだ!」
「証拠を手がかりにみんなで犯人を探して欲しい!」
容疑者となった保護者は取り調べの為、別の部屋へ連れていかれることになりました
残った子ども達はNASCさんのご指導のもと、犯人が手紙を書いたペンの特定をする実験をします。
いろいろな種類のマーカーが各テーブルに配られ、クロマトグラフィーの実験をします
クロマトグラフィーとは、混ざっている物質を分ける方法です
水性ペンには黒色のペンだとしても「黒色のインク」のみ使っている場合と「赤・青・黄色のインク」を混ぜて使っている場合があるそうです
クロマトグラフィーで混ざっているインクを分けることが出来るので、ペンの特定ができるというわけです
にじんで少し色が分かれています!
犯人が書いたペンの特定ができたようです
別室にいる容疑者(保護者)の中に同じペンを持っている人がいないか探しに行きますよ~
二人いました
Aさん、Bさん
この中のどちらかが犯人です
他の保護者は容疑が晴れましたので無事解放となりました
ホームズより、「これで怪しいのはふたりになったので、指紋鑑定をしてみよう!」という声掛けと共に
NASCさんより、続いて指紋をとる実験を教えていただきます
まずは自分の指紋で練習。
いろいろな方法がありますが、今回は気体法という方法で実験します
プラスチックのコップに自分の指紋をつけて、水で濡らしたティッシュの上に接着剤を垂らしてコップをかぶせます
この方法で指紋が分かるのかな
みんな不思議そうです
10分位待つと指紋が浮き上がってきました!
自分がどんな種類の指紋なのか興味津々です
次は犯人の指紋を特定しますよ
先ほどの容疑者AさんとBさん二人の指紋がついたコップ、手紙から採取された犯人の指紋が各テーブルに渡され、先程の練習と同じ方法で実験していきます。
う~ん どれだろう。。
Aの指紋が犯人のもの似ていない
Aだ Aだ
みんな分かったようですよ
さあAの指紋って誰のですか
逃げようとするAさん
子ども達につかまえられ・・・
「ごめんなさい私が取りました」
A さんがたくさんのうまい棒が出してきましたよ〜
子ども達、犯人特定が出来てお見事です
残り時間わずとなりましたが、最後にDNA抽出の実験を行いました。
DNAも科学捜査をするときに使用されますが、今回はオレンジジュースを使って実験をしました
オレンジジュースにエタノールを入れると、混ざらずに二層に分かれてきましたよ
数分待つと…
白いもやが出てきました!
これがDNAなんだそうです
DNAについて簡単にNASCさんより説明をしていただき、今回の科学教室は終了となりました
大人も含め初めてする実験で、どれも興味深い内容でした
子ども達が少しでも科学に興味を持つきっかけになってもらえたら嬉しいです
お手伝をいいたただきました保護者の皆さま、ありがとうございました
引き続きPTA活動へのご協力をよろしくお願いいたします
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