主演女優への道 前編 | 夏木唯子の気ままにもずく酢飲んでます!?〜良い音楽とお酒と〜

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「そこの君、映画に出てみないか?今なら主演女優だ!」グラサン


と大学で声をかけられたのは、ウン十年前のこと。


あまりにも映画研究会の人数が少ないので、きっと先輩はスカウトに必死だったのだろう。



大学入学当時の私はとにかくダサかった。滝汗
(親が若い頃に着ていたワンピースに裾広めのパンツ、太めのヘアバンドをしながら、アメリカの子どもみたいな真っ赤なリュックを背負うのがお気に入りだった)



絶対に声をかけられるタイプではなかった。(周囲はお金持ちのボンボンのような爽やかキラキラキラキラ男子とそれに好かれそうな女子ラブラブが多かった)

なのでその一言は、ハッキリ言って少しドキッラブラブとした。





...が、しかし...だ。

あろうことか私は
「すみません。私はもう決めている部活があるので」真顔と断った。

以来、呪いがかかったのか。
そんな話はとんと来ず。。。




その後は、放送部のようなところに入ったのでラジオドラマヘッドフォンなんかでは主演女優を務めたこともあるが、映像作品においてはシュールな監督の元の会話する生首役というシュールな役しかもらえなかった(笑)チーン




大人になりラジオや映像のお仕事をさせていただくようになったが、やはり主演女優のオファーは来なかった。

そんな私がだ。。



遂に主演女優オファーの話が来るなんて!?