さて今回は、前回に続き(やっぱり)珍鳥アネハヅルのお話しです。笑い泣き

 

多くのバーダーや野鳥カメラマンの注目を集めた、千葉県に滞在していたアネハヅル。キョロキョロ

 

でもアネハちゃんを見に来たのは、人間ばかりじゃあ~ありませんよ。

 

実は、こんな方々もアネハちゃんに大注目?でした。びっくり

 

 

アネハヅルの向こうにいるのはキジの雄です。

 

(2024.5.23 千葉県)

 

 

このキジ雄。アネハヅルが羽繕いし始めると、同じように羽繕いを始めました。

 

なんだか…

 

動きがシンクロしちゃってます。爆  笑

 

 

これって偶然? う~んまあ偶然かもしれませんが、、、

 

 

野鳥の場合、別種同士が隣り合うと、大抵どちらかが一方的に追い払うか、逃げるか、あるいは喧嘩しちゃうか、無視するか…といった行動に出ます。

 

でも時に相手と同じ行動をしてしまう場合もあるようなのです。

 

以前クロサギとアオサギが、隣り合って全く同じように行動をしていたのを観察したことがあります。

 

これはあくまでも私見ですが、彼らはこうやって同じ行動をすることで緊張を解きほぐしているのかもしれません。

 

この場合、自分のテリトリーにやって来た見慣れぬ鳥に対して、キジ雄が緊張してアネハヅルの羽繕いを真似したのかなと推測します。「逃げるのも癪(しゃく)だし、追い払うのはちょっと勇気がいるし、無視するのもなんだかな~。それにちょっと興味もあるし…う~んとりあえず、近くで同じように羽繕いして心を落ち着かせよう。」みたいな感じ?だったのではないのでしょうか。

 

ちょっと話は逸れますが、野鳥の中には雌雄が行動をシンクロさせて求愛するものもいます。

 

野鳥にとって行動をシンクロさせるということは、愛情や敵意の無い証なのかもしれませんね。

 

それとなく近くを通り、様子をうかがうキジ雄。

 

通り過ぎるも…

 

また戻ってアネハ見物?

どうも気になってる様子ですね。

 

 

 

 

こちらは…?ん? 何か向こう側に顔が。

 

どうやらカルガモのようです。

 

カルガモもまさかのアネハ観察?

 

 

そして遂に現れましたよ。ここでの一番のライバル。ハシボソガラス。

 

(2024.5.24 千葉県)

 

 

怒りのアネハヅル!羽を逆立てています。

 

ちょっかいを出そうと、しつこくつきまとうハシボソガラスに対し、怒りの表情を露わにして威嚇していました。

 

 

 

あまり怒るとせっかくのお美しさが台無しですよ~。びっくり

 

 

1羽のハシボソガラスが、何故かアネハヅルにしつこくつきまとっていました。

 

このハシボソさん。見ているとどうやらアネハの後ろに垂れ下がった「羽」が気になっている様子でした。

 

残念ながら写真はありませんが、(ウムム、撮っておけばよかった~)アネハヅルの必ず後方から近づいていました。

 

もしかしたら(勝手な想像ですが)このアネハヅルの「羽」を引っ張りたくて、引っ張りたくて仕方なかったのかもしれません。

「あ~気になる。とっても気になる。う~ん引っ張りてーなー。」てな感じ?  笑い泣き衝動には抗えませ~ん?(笑)

 

 

すると周りにいたカワラヒワやスズメたちが、手前から飛び立ちました。

 

彼らもアネハ観察してた?

 

いやいや、こちらはこの騒動に巻き込まれた鳥たち。

 

 

 

 

ハシボソガラスを追い払うアネハヅル。

 

3日前はちょっと手こずっていたハシボソガラスでしたが、この日は難なく追っ払っていました。

 

(2024.6.27 千葉県)

 

あんな奴ごときこんなもんよ~。とばかり、ちょっと得意げなアネハさん。ニヤリ

 

 

 

ということで今回は、他の野鳥たちにも注目の的となったアネハヅルのお話しでした。

 

やはり見慣れない者については彼らも興味が湧くのかな?でも数日でなんだか慣れてきていたようです。

 

アネハヅルの方も慣れてきていたご様子。ハシボソガラスの扱いも、もはやお手の物?でしたしね。

 

 

さて、そんなアネハヅルも千葉県から旅立ってしまったようです。今は何処に?

 

何にせよ、無事に故郷の大陸へ戻ってほしいものです。そう願わずにはいられません。おねがい

 

 

 

とまあそんなこんなで、今回はこの辺で失礼したいと思います。2回に渡りアネハネタにお付き合いいただき感謝、感謝です!

 

そして、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

では皆々様方、次回またお会いしましょう~。

 

👋またでーす爆  笑爆  笑爆  笑