最初に言います。
え~ハッキリ言いますとも!
小雨鶲(コサメビタキ)なんて漢字表記の鳥はいません。これは間違い、間違いなのです!
正確な和名の漢字表記は「小鮫鶲(コサメビタキ)」です。
で、こちらがその…
コサメビタキちゃんでーす!
ちょっと地味系ですが、そこがまた魅力。そして、ちっちゃくて、と~っても、可愛いのです。
おじさんも大好き~(あ、すみません。またおっさんが、気持ち悪いことを口走ってしまいました…)
(2024.5.2 千葉県中央部)
コサメビタキは13センチ程のスズメより小さい、ヒタキ科サメビタキ属の小鳥です。
ユーラシア大陸東部の温帯から亜寒帯域で繁殖し、東南アジアなどで越冬します。日本では夏鳥や旅鳥として観察されています。
房総半島ではごく少ない夏鳥として毎年見られ、房総丘陵の明るい林などで繁殖しています。
餌は昆虫類で、飛んでいる虫を空中で捕える姿を見ることもあります。
毎年来ている野鳥とはいえ、我がフィールドでもなかなか見られないのが現状。昨年は囀りを少し聞いたのと、姿をチラリと見たのみ。ウムム💧でも今年は短時間でしたが、姿をはっきりと現してくれました。また、その複雑でいて、なんとも楽しげな囀りをじっくりと聞くこともでき、たいへん満足!満足!
え?
では何をさっきは怒っていたのかって…
いやいや、別に怒ってなどはおりません。
いや~ま~なんと言いますか…ね…
今回コサメビタキをですね…久しぶりにですね…まともに見まして…あの時のことをですね…思い出したわけですよ~。
あ~ホントに大した話ではないのです。どーでもいいような事なのです…が…
あれは今を去ること40年程前のことです。私がまだ初々しく可愛い?学生の頃の話…
当時…確かあれは、、、修学旅行だったかな~。栃木県日光に行った時のことです。季節は5月、場所は竜頭の滝辺りだったかな?あまり詳細は憶えていませんが、その時なぜか私は一人で階段を降りていました。周りは眩い新緑。するとその新緑の木々の枝のあちらこちらに褐色の小鳥がいました。一瞬見てなぜか「コサメビタキだ。」と思いました。とはいえそれが本当にコサメビタキだったのか、他のヒタキ類だったのかは今となっては分かりません。
しばらくすると鳥たちはパラパラと下へ、下へと降りてきたのです。その様はまさに小雨が降るかのごとし。
少年の私は思いました…「だから小雨鶲(コサメビタキ)なんだ。そうか、そうだったんだ。」 その幻想的な情景は今でもはっきりと憶えています。
とても素敵な思い出。少年の純粋な目で見た光景…あ~本当に美しい光に包まれたような記憶…
だったのですが…その事実を知ったのは、さほど前ではありません。ついこの間のこと(…という程最近でもないのですが)
コサメビタキの漢字表記は小鮫鶲。正式には小鮫。小雨ではなく小鮫。つまり鮫。鮫…サメ?さめ~~~!!!
サメ!?なんですか!?ウソ、ウソ。うそ~ん!
その理由は近縁種のサメビタキの褐色がサメの色に似ているから鮫(サメ)ビタキ。で、このサメビタキに酷似した、より小さいサメビタキということでコ(小)サメビタキ…なのだそうです。
サメか~。鮫なんだ💧
でもな~個人的にはイメージは鮫じゃあないんだよな~。小雨なんだよな~。もう小雨鶲でいいじゃん!ついでにサメビタキも雨鶲でいいじゃん!そっちの方が絶対良いって。
情緒があり、日本的だし、可愛い彼らにはその方がピッタリだよ。
などと思ってしまったのです。
あの頃のキレイな思い出はなんだったのか!?(単なる勘違いでしょ)
ヒ~ン!(泣いてます。)
あっ、ここで一言。決してこの命名に不服があるとか、改名した方が良い~とかそういうことではありませんので。
あくまでもこれは私の主観的意見というか、感想というか…まあそういうことですので誤解無きようお願いいたします。
皆さんもありませんか?「何故か、ず~っと○○と思ってたけど違ってた~。」みたいなこと。
でもね。思うのは自由です。そう自由だっ!!!
なので、コサメビタキは小雨鶲。で、サメビタキは雨鶲でいきましょう!
それでいいじゃあないか。いいんです、いいんです。
ということでなんだか、話がまとまらなくなってきてますので…今回はこの辺で…
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。では、最後に房総丘陵の新緑の様子をご覧いただきましょう。
では皆様👋またでーす。次回お会いしましょ~!
(しかしホント、今回はしょーもない話をしちゃいました。すみませ~ん💧💧)