…今回は捕食シーンがあります…写真はあまり鮮明ではありませんが、苦手な方につきましては

お花見チョウゲンボウだけご覧ください。真顔

 

お花見チョウゲンボウ。ちょっと若い個体かな…

 

海沿いの丘陵に植えられた緋寒桜の林で出会いました。

 

昨年の2月のことです。(ちょうど1年程前のお話しですが…すみません💧)

 

(2023.2.8)

 

 

桜にかこまれている猛禽ていうのも、こりゃまた風流ですな~。照れ

 

 

 

ホントにお花見を楽しんでるみたい?

 

良い表情してますね~。

 

 

ん?何かに気付いた様子!

 

どうしたのかな~?

 

 

すると、おもむろに「フワリ」と地上におりましたよ。

 

 

何かを捕まえた様子。

 

う~んよく分かりませんが…おそらくカエルを捕獲したようです。びっくり

この時期に産卵期を迎えるアカガエルの仲間でしょうか。

 

よほど空腹だったのか、この後獲物を一心不乱にパクパク食べていました。

 

チョウゲンボウはハヤブサの仲間。雄は33センチ程で雌は38センチ程。(猛禽類は雌の方が大きい。)ユーラシア大陸に広く分布し、日本では一年中見られる留鳥か冬鳥です。千葉県の私のフィールドでは冬鳥ですが、近年夏場でも見ることがあります。営巣場所は本来は崖の窪地などですが、最近は建造物の隙間などに営巣する例が増えているそうです。

農耕地や草原など開けた場所を好み、小動物を急降下して捕えます。

 

「花より団子」?だったのかな? いや~でもあの表情は、絶対に桜を愛でていた表情でしたよね!

(まあ、実際は分かりませんけど…)

 

橋の上にとまるチョウゲンボウの雄。

 

近くには雌らしき個体もいました。おそらくここら周辺で繁殖するのかな?

繁殖の邪魔をせぬよう早々に退散しました。

 

(2024.2.6 千葉県北部)

 

 

カエルとチョウゲンボウといえばこちら。去年の暮れに撮影した写真。カエルを捕えたチョウゲンボウです。

 

チョウゲンボウの顔のあたりを注目!

 

逃げようと飛び跳ねるカエルをそうはさせ時とばかり、しっかりと足で掴まえています。

どちらも必死ですね。

 

 

その後、カエルはチョウゲンボウに食べられてしまいました。

 

チョウゲンボウはネズミ類や小鳥、バッタなどを捕えますが、カエルもよく捕食します。私が見た限りでは、カエルが一番多い獲物でした。ただし、主に捕える獲物の種類については、環境や季節などにより異なると思われます。

 

(2023.12.25 千葉県南部)

 

 

 

先日、ちょっと遠征した先の埼玉県で撮影したチョウゲンボウのホバリング姿。

 

彼等はハンティングの時、見晴らしの良い電柱などにとまり獲物を探しますが、このようにホバリングしながら探すこともしばしば。チョウゲンボウのホバリング技術は鳥類界屈指と言えるでしょう。

 

(2024.2.10 埼玉県南部)

 

 

 

 

 

 

う~ん、これはお見事!びっくりびっくりびっくり

素晴らしい!

 

この時はハンティングに夢中だったのか、こちらをまったく気にせずに目の前でホバリングを披露してくれました。

 

 

ホバリングを繰り返すチョウゲンボウに突如ハシボソガラスが急襲!ガーン

目障りな猛禽類をテリトリーから追い出そうとやって来たようです。

チョウゲンボウやばし!!!

 

 

上をとられ、ますます不利な状況。(鳥の空中戦は、上側の方が基本有利なんです。)

しかし即座に反転し、鋭い爪でカラスを威嚇します!

なかなかやりますな~チョウゲン殿。ニヤリ

 

 

カラスの攻撃をなんとかやり過ごし、ついに大きなネズミ(おそらくハタネズミ)を捕えました。

 

 

やっと食事にありつけたチョウゲンボウでした。

 

食べられまいとするカエルやネズミ。それを襲うチョウゲンボウ。そして、ちょっかいを出すハシボソガラス。

襲われる側は、捕まれば当然命を落とします。襲う側も、捕えられなければやがては飢え、最後には命を落とします。追い払う方もテリトリーの侵入を防がねば、大切な生活場の全てを失うかもしれません。

 

自然界に強者はいません。

 

野生生物たちは皆、必死に生き、そして厳しい自然界の中でも精一杯に命を謳歌している…ただそれだけなんですよね。

 

チョウゲンボウ…日々を一生懸命生きてます。

 

ということで…では皆さん照れ

 

またお会いしましょう~おねがい

 

👋またでーす