12月に入り…

 

 

房総の山もすっかり…

 

 

色づいてきましたね~。ニコニコ

 

 

緑とのグラデーションがまた良いです。

 

こんなふうに周りから色づいて行くんですね。

 

(2023.12.4 千葉県南部)

 

 

 

房総の紅葉は関東地方で最も遅いと言われています。見頃は12月初旬で、ちょうど今頃。

暑かったり、寒かったりと寒暖差の激しい昨今なので紅葉にもこれが影響するのかな~と思ってましたが、個人的には綺麗に色づいてるように見えました。(ちなみに木々については自生、植樹かまわず撮影しましたのでご容赦を…)

 

 

 

紅葉とエナガ。

 

なんとか理想に近い構図で撮影できました。(写真の出来は…突っ込まないで~💧)

 

(2023.12.4 千葉県南部)

 

 

紅葉に負けじと赤く実るのはイイギリの実。

 

(2023.12.4 千葉県南部)

 

 

こちらも赤いですね~。ガマズミの実。

 

(2023.12.4 千葉県南部)

 

こちらにもガマズミの実…ん?なんかいるぞ。

写真の中央です。

 

 

シロハラです。ガマズミの実を食べにやって来たようです。

 

赤い実に囲まれてなんだか幸せそうなシロハラさん。照れ

 

 

シロハラが去ると続いて現われたのは…おっ!ツグミちゃんではないですか。爆  笑

 

 

冬の小鳥の代表選手みたいな鳥です。やはりお目当ては当然ガマズミの赤い実。

このツグミの後にはヒヨドリも来てました。小鳥たちに大人気のガマズミ。

 

 

こちらはカラスザンショウの実。これにはメジロの群れが訪れてました。

 

(2023.12.4 千葉県南部)

 

 

 

 

この紅葉が終わると房総にも本格的な冬がやって来ます。

 

今回は撮影できませんでしたが、美しい冬の小鳥、ウソの声もしていました。

ツグミやジョウビタキなどは既に見られてますが、他にはどんな冬鳥がこれから見られるのかな?

ここのところ冬鳥の少ない年が続いていますので…今年こそは期待したいです。

 

 

さて、さて、次は、今回ご出演いただいた小鳥さんたちをちょこっとですが、ご紹介させていただきますね…

(写真は別日のものです。参考までに…)

 

エナガ

(2023.3.21 千葉県南部)

 

エナガは全長13センチの山林に住む小鳥。小さな昆虫などを餌とし、群れで木々を移動します。千葉県では一年中見られ、山間部から海岸林まで幅広く生息しています。ユーラシア大陸に広く分布し、国内では九州以北で見られ、北海道のものはあの有名な亜種シマエナガ。

 

(エナガに関しては、以前投稿しました「エナガとチバエナガ」でも解説してますので、そちらも是非!チュー

 

 

シロハラ

(2023.2.4 千葉県南部)

 

 

シロハラは全長25センチ程のツグミの仲間。ユーラシア大陸東部で繁殖し、日本では秋に越冬の為渡って来ます。(対馬では繁殖)「ツィー」「キョ、キョ、キョ…」などとよく鳴き、主に林床でガサゴソと落ち葉をかき分け、越冬している虫やミミズを捕らえます。その音に、冬の林道で驚かされることもしばしば。「イノシシかと思ったらシロハラだった。焦った~💧」なあんてことも。動物質以外にも、木の実や果実も食べます。

 

地味な鳥ですが意外とバーダーに人気だったりします。

 

名前の由来はお腹が白いから。漢字表記は「白腹」です。

まんまですね。爆  笑

(ちなみにアカハラという鳥もいますよ。漢字でもやはり「赤腹」と書きます。同じツグミの仲間です。)

 

 

 

ツグミ

(2023.2.4 千葉県南部)

 

ツグミは全長24センチほどのツグミの仲間。(当たり前か笑い泣き

ユーラシア大陸北部で繁殖し、秋、日本へは越冬の為渡って来ますが、個体によっては初夏の頃までいるものもいます。渡来初期は群れで生活し、冬が深まるに連れ単独で行動するようになります。

 

冬鳥の代表格とも言える鳥で、山林、海岸、公園、畑、人家周辺と広範囲で見られる身近な野鳥です。

 

シロハラ同様に越冬している昆虫やミミズを捕らえますが、木の実も好物。時には庭先の柿やパン屑なんかも食べちゃいます。

冬枯れの枝に残った柿にツグミ…なんてのもバーダーにとっては冬の風物詩ですな~。

 

 

メジロ

(2023.2.11 千葉県南部)

 

 

メジロは全長12センチの小さな小鳥。姿は見たこと無くとも、名前は皆さん知ってるはず。ウグイスと並び、最も有名な小鳥ですよね。小さな昆虫やクモ、木の実、果実、花の蜜などを餌とします。ユーラシア大陸南東部を中心に分布しますが、日本ではほぼ全国に生息しています。ただし北海道や北日本のものは冬は南へ移動します。日本国内では島嶼に亜種も多く、本土の亜種メジロ以外に亜種イオウトウメジロ(硫黄島)、亜種ダイトウメジロ(大東諸島)、亜種シチトウメジロ(伊豆諸島)、亜種シマメジロ(屋久島、種子島)、亜種リュウキュウメジロ(南西諸島)がいます。

 

群れでいることが多く、鳴き声は「チー、チー、チュル、チュル…」などと、時に複雑。千葉県では山林から海岸部まで広く生息し、一年中見られますが、海を渡り各地に移動する個体も数多くいます。

 

 

 

 

 

ということで、房総丘陵の紅葉とそこで見られた野鳥たちの紹介でした。

 

皆さんも是非、紅葉と野鳥を一緒に楽しんじゃいましょう。

 

さあ、そんなこんなで、寒さも本番ですね。どうぞ体調など崩さぬよう、お気を付け下さい。

 

では👋またでーすウインク