コスモスポーツのプルバックカーを下げてみました。

”プルバックカー”ってのは後ろに引いてから離すとゼンマイの力で前に走るミニカーです。実車のディティールをそれなりに再現してあるので私みたいなオジサンもつい集めてしまうのですが、気になるのがフェンダーとタイヤの隙間、まあこれはミニカーに限った話ではないのですが・・・

 

 

本物の車を下げる時はサスペンションを交換したりするのが一般的ですが、サスのないプルバックカーの場合はボディーを加工します。

 

 

細かい箇所を削る時はリューターがあると便利です。少しずつ削っては組み立てて加減をみながら作業を進めますが、もう作ってない製品なので壊しても換えはありません(汗)

 

 

一応は走るのでただ下げるだけでは済みません。タイヤがフェンダーに当たると接触部分を削る必要があるのは本物の車で「つめ折り」するのと同じ発想です。

 

 

左:加工前   右:加工後

リアルサイズの車に例えるとすればノーマルはげんこつが入るぐらいの隙間が開いていましたが、加工後は指1~2本ぐらいと言ったところでしょうか。やっぱりスポーツカーはこのぐらいの車高の方がカッコイイですよね(笑)

 

コスモスポーツはマツダ初のロータリーエンジン車、1967年の発売開始当時でも月間販売車数はたったの30台程度だったそうで、量産車というよりはマツダのイメージモデルとしての役目の方が大きかったのではないかと思います。そんな夢のある一台を私も手に入れる事ができて嬉しい次第です(ミニカーですけど)

 

 

 

以上、「ミニカーのローダウン(マツダ・コスモスポーツ)」をお伝えしました。