ウェスタンアームズの固定スライド(フィクスドスライド)ガスガン コルトゴールドカップナショナルマッチ6inをベースにしたカスタムガンのご紹介です。

 

長いガバメントで思い出す映画と言えば「ターミネーター」でしょうか? 未来から来た無敵の殺人ロボットも銃砲店を襲ってまでして手に入れていたのですからアレ(AMTハードボラー)の性能ってたぶんイイんでしょうね~

 

一般にバレルが長いと実射性能が高くなるのは実銃もエアガン(ガスガン)も同じですが、今回のゴールドカップ6inも同シリーズのコマンダーや5インチモデルよりも高めのパワー設定となっています。

 

画像左:マガジン温度28℃ SA  画像中:同28℃ DA 画像右:同36℃ SA

ノーマル時のスペックも既に長物電動ガン並み(0.2g弾の弾速で82.5m/s)、ダブルアクション時に若干パワーダウンしているようですが、このままHOPをつけるだけでもサバイバルゲームでは十分な戦闘力になるのではないかと思います。

 

ただちょっと気になるのがトリガーフィーリングの悪さ、重くてガサツな感触はウェスタンアームの高級機種とはとても思えません。そんな訳で最初のチューニングはトリガースプリングの弱化です。感触的にはノーマル比で2/3程度、フリクションも抑えてガサガサした感触もなくしました。

 

ハンマースプリングを弱くしてしまうとパワーも低下してしまいますので、併せてバルブチューニングも行いました。これでトリガーが軽くなってもパワーは落ちません。ついでに劣化していたパッキンも交換しています。

 

ハンマーを起こしてから撃つシングルアクション(SA)時に対して低下していたダブルアクション(DA)時のパワー差についても対処しています。シアー調整を行う事でハンマーの起きる角度を増してSA時と同等の打撃力を確保しています。

 

固定HOPも新たに追加しました。せっかくのハイパワーも軽い0.2g弾では生かしきれませんのでガッツリ重量弾でロングレンジを狙って下さい(0.25~0.28g弾がお勧めです)

 

経年劣化でボロボロになっていたマガジンの塗装は一旦剥がして再度ブルーイングで仕上げ直しました。またガスが充填しずらくなっていた注入バルブもパッキンを交換しています。

 

画像左:ノーマル  画像右:変更後

あと銃口を正面から見た時の雰囲気がカッコ悪かったので右のように変えてみました。ちょっとだけインナーバレルは短くなりますが大口径のガバメントっぽくなったような気がするようなしないような・・・この辺は好みです(汗)

 

画像左:マガジン温度28℃ SA  画像中:同28℃ DA 画像右:同36℃ SA

という訳で完成後のスペックはこんな感じです。パワーはノーマル比120~140%、ハンマースプリングを弱めたりバレルを短くしても実射性能はむしろ上がっています。打撃力アップで無理やりバルブをこじ開けるようなチューニングじゃこんな事はできません。

 

ガスガントップレベルのハイパワーに重量弾対応のHOP、ガスハンドガン最強のスペックを誇るWA コルトゴールドカップナショナルマッチ 6in パワーカスタム、これがあったらターミネーターの仕事もずっと楽になるんじゃないでしょうか(笑)

 

水平射飛距離55m~ 

最大飛距離75m~ 

0.25~0.28g弾推奨 

 

WA コルトゴールドカップナショナルマッチ 6in パワーカスタムのレビューをお伝えしました。