コスモスポーツのプルバックカーを下げてみました。

”プルバックカー”ってのは後ろに引いてから離すとゼンマイの力で前に走るミニカーです。実車のディティールをそれなりに再現してあるので私みたいなオジサンもつい集めてしまうのですが、気になるのがフェンダーとタイヤの隙間、まあこれはミニカーに限った話ではないのですが・・・

 

 

本物の車を下げる時はサスペンションを交換したりするのが一般的ですが、サスのないプルバックカーの場合はボディーを加工します。

 

 

細かい箇所を削る時はリューターがあると便利です。少しずつ削っては組み立てて加減をみながら作業を進めますが、もう作ってない製品なので壊しても換えはありません(汗)

 

 

一応は走るのでただ下げるだけでは済みません。タイヤがフェンダーに当たると接触部分を削る必要があるのは本物の車で「つめ折り」するのと同じ発想です。

 

 

左:加工前   右:加工後

リアルサイズの車に例えるとすればノーマルはげんこつが入るぐらいの隙間が開いていましたが、加工後は指1本ぐらいと言ったところでしょうか。やっぱりスポーツカーはこのぐらいの車高の方がカッコイイですよね(笑)

 

コスモスポーツはマツダ初のロータリーエンジン車、1967年の発売開始当時でも月間販売車数はたったの30台程度だったそうで、量産車というよりはマツダのイメージモデルとしての役目の方が大きかったのではないかと思いますが、そんな夢のある一台を私も手に入れる事ができて嬉しい次第です(ミニカーですけど)

 

 

 

以上、「ミニカーのローダウン(マツダ・コスモスポーツ)」をお伝えしました。

 

 

レガシィツーリングワゴンのボディーを磨いてみました。

私の車には買った時から水垢がこびりついてたり洗車機のブラシでついたような磨き傷がびっしりあります。低年式の中古車でしかも傷が目立つ「黒」を選んで文句を言うのもアレなんですが気になるので少し磨いてみる事にしました。

 

 

まずは定番のコレ、ホームセンターによく置いてあるソ〇ト〇9の液体コンパウンドです。説明書のとおり付属のスポンジに液をつけてボディー全体を磨けば鏡面仕上になるそうです(そんなに上手くはいかないでしょうけど)。使ってみての感想は「まあ、まあ」かな、鏡面にはなりませんでしたが水垢はだいたい落ちて洗車キズも多少は目立たなくなりました。

 

 

次に試したのが ”キズを埋めるワックス” 昔からそんな商品ありますよね。洗車の後にこれを塗って拭き上げれば・・・ナルホド傷が消えます。落ち着いたシックな艶も出てきて良い感じです。と思ったんですが雨が降れば一発でもとの洗車キズが復活しました(汗) 

 

 

その次はヤフーオークションで売っていた業務用のコンパウンドとコーティング剤のセット、青いので磨いた後に黄色で仕上げるんだそうです。 ”傷が消えて艶が出る” という謳い文句は前述のワックスと同じです。耐久性はワックスよりも高いみたいですがそれでも洗車2回目ぐらいから目立ってきます。ただ落ちても以前より傷が目立たなくなったのはコンパウンドの性能がソ〇ト〇9のよりも優れているからかもしれません。

 

 

という訳で今度は徹底的に磨いてみる事にしました。使ったのはプロも愛用する〇Mの製品、最初のソ〇ト〇9で磨いた時よりも塗装の透明度が上がりました。まだまだ洗車キズはあるのですがクリアー層がなくなっても困るので磨くのはこの辺で止めにしておきます。

 

 

3〇のコンパウンドで磨いたらガラス系コーティング剤(これも業務用です)でキズを埋めて仕上げます。効果は半年ぐらい続くようなのでその頃にまた塗ります。ただガラス系コーティング剤は塗ったらすぐに拭き上げなければムラになってしまいます。コツは ”あまり一度に塗り広げないこと” で、広い面は何回かに分けて仕上げると上手く塗れるみたいです。

 

 

という訳で 1,浅い傷をコンパウンドで消してから 2,残りはコーティング剤で埋める 3,それでも残る深い傷は諦める 4,そしてコーティングが落ちてきたらまた塗る というのが私のような素人には一番良さそうです。とりあえずソコソコには仕上がったのでしばらくはこれで行こうかと思います(笑)

 

 

以上、「ボディーのキズ消し」をお伝えしました。

 

マルシンの固定スライドガスガン デトニクス.45 をベースにしたカスタムガンのご紹介です。

 

実銃のデトニクスは1977年に登場したガバメントの切り詰めモデル、私も子供の頃に放送されていた海外ドラマ「マイア・ミバイス」の主人公(ドン・ジョンソン)がアンクルホルスターに入れて使っていたのを覚えています。

 

 

マルシンのデトニクスと言えば8mmBB弾仕様を思い浮かべるかもしれませんが今回のベースガンは普通の6mmBB弾を使う製品です。左右に分割されたモナカ構造の中には実銃同様に同シリーズのガバメントをそのまま切り詰めた”あんこ”が入っています。

 

 

カスタムの最初はメンテナンスからです。昔の製品ですのでガスタンクのパッキンはすべて交換が基本です。よくシールテープで直す人もいますが硬化したゴムはそんなのじゃどうしようもありません。

 

 

左:ガスタンク温度28℃  右:同36℃ *HFC134aガス使用

メンテナンスが終わったので一先ずはノーマルのスペックを見ていきます。ガスタンクの温度が28℃の時のパワーは0.35J、マルイのデトニクスも似たようなものですがマルシンのは36℃まで温めると逆にパワーダウンしてしまうようです。

 

 

という訳でまずはシアー関連の調整からチューニングを始めます。ノッチの噛み合う個所を調整してダブルアクション時のハンマーの起きる角度を増やします。失敗するとハンマーが起きなくなるこの加工にはそれなりの経験が必要です。

 

 

セイフティーは実銃同様にコック&ロックできますがハーフコックも追加しました。ハンマーダウン時は少し起こした位置でハンマーを保持できるので間違って落としても暴発を防ぐ事ができます。あと「うっかりハンマーを引っかけて生ガスがブシュ~」なんて事もなくなります。

 

 

バルブやガスルートへの加工はこれだけやっても限定的な効果しかありませんがフィクスドスライドガスガンのチューニングは如何にガス流量を増せるのかがポイントになります。

 

 

ハンマースプリングも少し強化しました。といっても前出のシアー調整の時に余計なフリクションを抑えていますのでトリガープルはノーマル時と変わりません。3.4㎏程度と少し重めですがスムーズにしていますので気になる程ではないかと思います。

 

 

HOP未搭載のモデルなので新たに固定HOPも搭載しました。重い弾はちゃんと飛ばすのが難しいですがそれさえクリアすれば飛距離や精度、被弾時のダメージなどで軽量な0.2g弾を大きく上回る効果があります。*0.25~0.28g弾推奨

 

 

左:ガスタンク温度28℃  右:同36℃ *HFC134aガス使用

カスタム施工後のスペックはこんな感じです。ノーマル比178~499%のパワーアップとなりました(今回は0.28g弾で計測しています)。0.80Jは0.2g弾の弾速に換算して89.9m/sですので夏場は電動ガンに施工される ”流速カスタム” にも匹敵する飛距離が稼げます。

 

実銃のデトニクスと言えば45ACP弾を使用する強力なキャリーガンですが、この「マルシン デトニクス.45 パワーカスタム」もマルイの同モデルに対して2倍近くのパワーがあります。0.28g弾の被弾感覚は0.2g弾のそれとは大違い、小さいからと言って決して侮れない一丁に仕上がりました(笑)

 

水平射飛距離55m~            

最大到達距離75m~    

0.25~0.28g弾推奨         

 

以上、マルシン デトニクス.45 パワーカスタムのレビューをお伝えしました。