美味しいパンを焼きたい

と話していたら

あなたの思う美味しいは何ですか?
と聞かれ戸惑う

「例えば幸せの定義が人それぞれなのと同じで
美味しいも人それぞれだから

自分の美味しいの定義が分かっていないのに
美味しいものは作れないよ

美味しいをまずは言語化すること」

と言われ衝撃だった
美味しいの言語化なんて考えた事なかった

う〜ん値段でもないよね
出来立てだからでもない

誰と一緒に食べるかも大切だけど
それだけでもない

とりあえず出て来た美味しいは
私が好きな味

では
美味しい味って何?と質問は続く

う〜ん
〇〇さんの料理の味を美味しいと感じます!

では同じ材料・同じ分量で作ったら
同じ味になる?

ならないです、、、
という事は美味しさは材料ではないとなるよね

そう繋がるのか〜
じゃあ火加減やタイミングかな?

途中オーバーヒートして忘れましたが
最後は作り手だという事に行き着きました

自分の状態が分かっていない人は
食材達の状態も分からないから

料理は小手先ではなく
自分が全て表れるもの

私がそれは怖いと言ったら
怖いと思う事は良いことなんですよ

と返ってきました
厳しさの中にも優しいさがある時間でした