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鶏怪人の模型日記乙弐型

本ブログは、gooブログの閉鎖に伴い、鶏怪人の模型日記乙型から引っ越したものです。
記事は2013年7月~です。
それ以前の2006年3月~2016年6月は、こちらです。↓

鶏怪人の日記甲弐型
https://ameblo.jp/nisetori/

すこし間が空いてしまった。

猛暑のせいで熱中症にかかったとか、コロナにかかったとかでは無くて、

とある家庭内のトラブル事情で模型を出来る時間が極端に減ったからです。

そんなドタバタも落ち着いてきたのですが、まだまだじっくり腰をすえられない

ので、気分転換にコレを引っ張り出しました。

コレなら余分なことは考えずに、ストレート・フロム・ボックスで作れるでしょう。

箱を開けたら、脚周りとかは切り出してあったので、ゲート/パーティングラインを

処理して、ピン跡にパテ盛りしました。

今晩から車体の箱組をしよう。

主翼下面のなぞり彫りを実施。

上面のなぞり彫りをした時に、上/下面でスジ彫りズレは殆ど無い事を確認して

おいたので、まあ効率良く彫れました。

明日からは胴体です。

スジ彫りのなぞりを継続中です。

キットのスジ彫りが全くあてにならず零から引き直すのに比べれば、遙かに

楽チンなのですが、面倒なのは変り有りません。

今晩は主翼下面、明日からは胴体と言った所で、スジ彫り作業には1週間くらい

かかりますかね。その頃には、少しは涼しくなっていることを期待したいです。

キットはハセガワが販売したAMLのOEM品で、簡易インジェクション製で

キャノピーはバQ製、レジンやエッチングパーツは無し、と言った構成です。

簡易インジェクションには色々な方法がありますが、このキットの場合、

耐熱シリコンゴム型に樹脂を流し込んで作っているようです。その所為だと

思いますが、スジ彫りは、そこかしこが埋まっていたり、ゴム型の気泡と思われる

細かなブツブツが有ったりします。

てことで、スジ彫りは全部引き直すことにしました。幸いな事に、「これは怪しい。」

と言った変な感じのスジ彫りでも無かったので、キットのスジ彫りをトレースする

なぞり彫りです。ますは右翼上面から引き直しました。

夕方からは、左翼上面に取掛かります。

今日からは、九七式艦上攻撃機でいこうと思います。

ただし、二号ですけどね。

キャノピーをテープとゾルでマスキングしました。

その後、両垂直尾翼に真鍮線/パイプの自作ピトー管を取付、それとキャノピー横に

アンテナ支柱(?)を取り付けました。

あと、画像には無いですが、脚周りのバリ取り整形も終わらせ、塗装前状態まで

たどり着きましたので、塩漬けにしたいと思います。

だって、無茶に厚い日が続き、窓を全開にし、換気扇をブンブン回して、エアブラシを

吹く気にはなれないんですもん。

キャノピーと胴体の合いは簡易イの割には良い方でした。

とはいえ、段差は生じたので、瞬着で埋めて#800で整形、胴体との境目に

スジ彫を施して、#1500で磨いて、こんな感じです。

クリアパーツは肉厚が厚くて強度があるため、削りや磨きを安心して行えました。

更に、☆★の仕上げ用コンパウンドで磨いて、こんな感じです。

今夜は、アンテナ支柱やピトー管を追加する予定です。

 

脚部収納庫の胴体に付くカバーは、地上状態では「閉」が基本の様なので、

接着することにしたのですが、ガイド(ストッパー?)が無くて位置決めが

困難なので1mm角棒でガイドを作りました。

ごついですが、端から1mmほど離していますし、角をカットしたりしているので、

完成後は全く見えません。

内部色を塗ってからカバーを接着、整形すると、こんな感じです。

夕方からは、キャノピーを機体に接着しましょうかね。

脚周りを始めたのだが、前輪&カバーで悩んでました。

キットは、こんな感じ。

説明書は、こんな感じ。

えっ?前輪が出るとき、脚カバーがインテイク横の胴体にめり込むんですか?

そこいらには、インテイクダクトが有るんじゃないのですか?

とまあ疑問に思い、実機画像を調べたら、めり込んでました。w

いやもう、ジャック・ノースロップは何を考えているんですかね?脚カバーをつけていても、胴体の

こんな所に凹みがあったら、乱流が酷いでしょ。もしかして飛行中はカバーがせり上がる構造ですか?

全然余裕が無さそうな胴体に、そんなギミックをつけますか?

しかも、よく見るとカバー先端がヒンジを介し「く」の字に折れてます。

とうやら脚カバー先端はフォーク基部付近に接続されていて、オレオみたいに伸縮に合わせて動く

構造みたいです。でも、収納時の脚カバー先端は、車輪を半分ぐらい覆う位置まで降りてこないと、

胴体側にある相方の脚収納庫カバーとの整合性が取れません。てことは、収納時に脚カバー先端は

下方にスライドするの?うーん、良く判らない謎構造です。

 

また、Youtubeの動画から切り出した画像がこれで、これだと、脚カバーが長い様だし、

先端がフォーク基部に付いている様には見えません。

洋書にあった写真では、脚カバーの長さはキットと同じ感じで、先端もフォーク基部に付いているみたい。

脚カバーが折れ曲がってないのは、脚が伸び切った状態のせいかもしれません。でも、この位置だと、

収納時に収納庫カバーと合わないんですよね、他にも、この写真には、胴体側の凹みが無い様に見える

のが謎です。

一晩悩みましたが、結論は、

「見なかった事にして、キットのままで作ろう。」

に落ち着きました。w

垂直尾翼はピトー管を切り落とし、下穴を開けてから整形。

接着補強に0.3mm真鍮製を打ち込んでから、接着しました。

ベントラルフィンも0.3mm真鍮線で、接着補強しています。

次は脚周りなんですが、問題が発生。詳細は明日にでも。