(塾選び3)個別指導のメリットとは? | 鎌倉にある学習塾-鳥飼塾の塾長による勉強法ブログ

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このブログでは、私が鎌倉に開校した、学習塾での指導内容(勉強のコツ)を、お伝えします。
すぐに実践できる、簡単な勉強のコツを、お伝えできればと考えております。

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個別指導では、
自分の目的に合わせて、
学習をサポートしてもらおう。
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昨日は、
集団指導でできること・できないこと
ということをお伝えしましたが、
 
今日は、
個別指導でできること

できないことについて
具体的に書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

私は大学時代、

家庭教師のアルバイトをしていました。

 

 

そのときに教えた生徒の多くは、
学校や集団指導塾の授業を

効果的に受けられていない生徒たちでした。

 

 

私が家庭教師をしている際に、
このような個別指導が

集団指導よりも優れていると感じた点は、

 

「相手が一人のため、

その生徒の理解のスピードに合わせて、

授業進度を調節したり、

解いてもらう問題の難易度を選択できる」

 

ということでした。

 

 


最初に会った時には

勉強に苦手意識を持っている生徒たちも、

 

自分の理解するスピードにあった授業だと、

少しずつ前向きに

勉強に取り組んでくれるようになりました。

 

 

 

 

 

私の経験だけではなく、

一般的に個別指導では

 

「自分の特徴にあわせて

学習をサポートしてもらえる」

 

という大きなメリットがあると思います。

 

 

 

例えば、下記のようなケースでは、
個別指導を受けることが

効果的ではないでしょうか。

 

 

【ケース1】
中学2年になったが、1年の時に

英語の勉強をさぼってしまったため、
英語だけはさっぱりわからず

授業についていけない。

 

⇒ 中学2年だが、

   中学1年の英語を補習してもらおう。

 

 

 

【ケース2】
中学受験をして私立中学に通っているが、
学校の数学の授業が難しく

ついていくことができていない。

 

⇒ 学校の数学のテキストを使った

   授業をしてもらおう。

 

 

 

【ケース3】
学校や集団指導塾の授業スピードに

ついていくことができていない。
そのため勉強をすることが

全く面白いと感じられない。

 

⇒ 自分の理解スピードに合わせて、

   ゆっくりと授業をしてもらおう。

 

 

 

【ケース4】
中学3年で集団指導の塾に通っているが、
国立や難関私立高校を第一志望にしている。

 

塾でも難関クラスに入っているが、

自分の志望校の過去問を

解いてくれるわけではないので不安だ。

 

⇒ 自分の受験する高校の

   過去問対策をしてもらおう。

 

 

 

【ケース5】
英語が好きで、学校の授業では物足りない。
もっとどんどん先の内容を学習したい。

 

⇒ 英語の授業を先取りして、

   どんどん先まで教えてもらおう。

 

 

 

ケース1~3に関しては、
学校の授業についていくための補習的な活用

の仕方であるのに対し、

 

ケース4~5に関しては、
学校や塾の内容よりも先のことを

追加的に教えてもらう

 

という活用の仕方になっています。

 

 

 

このように個別指導は

 

「自分の特徴にあわせて

学習をサポートしてもらえる」

 

ということが大きなメリットだと思います。

 

 

 

 

 

 

では、個別指導のデメリットは
どのようなことが考えられるでしょうか?

 

 

【個別指導のデメリット】
1)時間当たりの授業料が割高である
2)全教科・全範囲をカバーするのは難しい
3)自分の学力レベルの把握が難しい

 

 

1)時間当たりの授業料が割高である

 

個別指導では、先生一人に対して、
生徒が1人(あるいは2~3人)

という授業形式となるため、

 

どうしても時間当たりの授業料が
割高になってしまう

というデメリットが生じます。

 

 

このため、

受験に向けた全教科・全範囲の授業を
個別指導で受けようとすると、

 

多くの方にとっては金銭的な負担が大きく、
現実的ではないかもしれません。

 

 

 

2)全教科・全範囲をカバーするのは難しい

 

1) の費用面もこの理由となるのですが、

 

それ以外にも、個別指導で

生徒の学力に合わせて

授業を進めることになると、

 

授業時間数をかなり多くする

必要が生じるなど、
全教科・全範囲をカバーするのは難しい

 

という面があると思います。

 

(実際、私が大学時代に

 家庭教師をさせていただいた生徒も、

 1科目か、多くて2科目の指導でした。)

 

 

 

 

3)自分の学力レベルの把握が難しい

 

個別指導の場合でも模試を受験することで、
自分の客観的な学力レベルを測ることは

もちろんできると思います。

 

 

一方で、集団指導のクラスにいると、
常に集団で授業を受けているため、

 

「この問題は他の人もできているな」
「1学期の内容は他の人も忘れているな」
「この問題は自分だけができた」

 

など、自分のその日の学習状況を
すぐに周りと比較でき、

反省の機会を得やすいと思います。

 

 

個別指導では、このように自分の状況を、

他の人と比べて把握するのは難しいため、

 

反省をする機会や自信を持てるような機会が
集団指導よりも少なくなるのではないか

と、私は思います。

 

 

 

 

 

 

今日は、
個別指導のメリット・デメリット
についてお伝えしてきました。

 

 

明日は、
これまでお伝えしてきた
集団指導・個別指導の

メリット・デメリットを踏まえて、

 

私が開いている塾の方針について、
少し詳しく書いていこうと思います。