鎌倉にある学習塾-鳥飼塾の塾長による勉強法ブログ

鎌倉にある学習塾-鳥飼塾の塾長による勉強法ブログ

このブログでは、私が鎌倉に開校した、学習塾での指導内容(勉強のコツ)を、お伝えします。
すぐに実践できる、簡単な勉強のコツを、お伝えできればと考えております。

 

私の塾の取り組みについて、
昨日の続きからです。

 

 

 

【集団指導から取り入れた点】 済✓
【個別指導から取り入れた点】 済✓

 

 

 

 

【その他改善点】

 

昨日お伝えした上記2点のほかに、

自分自身の経験から塾で実践したいと思ったのが、

下記の3点です。

 

 

 

1)全教科を塾長一人が授業

 

私の塾の入塾は、
早ければ小学4年生、遅い場合でも中学1年生で、

 

3~6年間、塾長である私が

一人で5教科全てを授業します。

 

 

 

同じ講師が1日中、

また数年間継続して授業をするというのは、

 

「飽きてしまうのでは?」
「その講師と相性がよくない場合は?」

 

という点なども考えると

もちろん一長一短があるとは思いますが、

 

私自身は、

 

「良い点が多い」

 

のではないかと考えています。

 

 

 

私が集団指導の塾に通っていて不満に感じたのは、

 

「自分にとってわかりやすい授業をする先生が
 他の教科も教えてくれると良いのに…」

 

「教科を横断して授業をしてほしい」


「学年を越えた連続性のある授業をしてほしい」

 

といったことでした。

 

 

 

もちろん講師が私一人しかいないため、

生徒が、私の授業を、


「つまらない」

「自分に合わない」

 

と感じてしまう場合には、
他の塾を選んでもらうことが大前提となります。

 

 

 

一方で、もし私の授業が


「役に立つ」

「自分に合っている」

「面白い」

 

と感じていただけるのであれば、

 

教科の内容は異なっても、
5教科とも同じ方法論で学習ができ、

 

・小学生の作文や読書の授業と、中学国語の授業内容をつなぐ

・中学数学に備えて、小学生のタイミングで計算力の土台作りをする

 

(=学年を越えた授業のつながりをつくる)

 

 

・理科の地質・気象の授業と、地理の気候・農業の授業をつなぐ

 

(=教科を越えた授業のつながりをつくる)

 

 

・共通した暗記の仕方で、理科も社会も英文法も暗記をする

 

(=同じ方法論を、全ての教科で実践)

 

 

といったように学年や教科を越えて、
連携のとれた授業を行うことができるのは、

 

授業をする側にも、授業を受ける側にも
非常に大きなメリットがあるのではないかと思います。

 

 

 


2)模試ごとに同一教材の反復授業

 

中学時代に、

集団指導の大手進学塾に通っていて疑問に思ったのが、

 

とにかく大量のテキストを次から次へとこなしていくものの、

 

「自分にとって何度も復習する軸となるテキストがない」

 

ということでした。

 

 

多くの問題演習をこなす必要があるのは確かなのですが、
それとは別に、

 

模試のたびに毎回復習をしたり、

3年間の内容の総復習をするときに使うような、

 

「反復すべきテキスト」(=軸テキスト)

 

を作る必要を、私は中学時代感じていました。

 

 

 

そのため、私の塾では、
多くの問題演習をこなすテキストとは別に、

 

3年間反復する「軸テキスト」を用意し、

受験までに5-10回は反復して学習し、

 

どの単元のどのページにどのような表が載っていたか、
どのようなことを書きこんだか

 

といったように、
イメージで学習内容を覚えてしまうことを指導しています。

 

 

この「軸テキスト」は必要十分な内容を含みながらも、

 

「これだけなら覚えられそうだ!」

 

という厚みであることも重要です。

 

 

何度も反復する際に、テキストが分厚すぎると

それだけで復習する意欲がなくなるという経験は

皆さんにもあるのではないでしょうか。

 

 

また、授業や復習のたびに書きこみをし、
自分オリジナルのテキストとなっていることも
軸テキストを作る上で、重要な点だと思います。

 

 

 

 


3)過去問を利用した授業

 

これも私の高校受験の際の経験なのですが、


私の志望高校の問題形式

塾で反復していた問題の形式が
かなり異なっていると私は感じていました。

 

 

私は夏休み頃から志望校の過去問を

自分で解き始めたのですが、

 

塾の問題ほどは思うように解けず、
かなり焦りを感じた記憶があります。

 

 

そしてその後も塾の授業を受けつつも、

 

「いつになったら

 志望校の問題が解ける力がついてくるのか」

 

と不安に思いながら、

 

結局最後まであまり自信を持てないまま
私は入試本番に突入してしまいました。

 

 

 

集団指導塾でも、

有名私立高校などの場合(例えば早慶)には、
特別編成クラスなどがあり、

 

その高校向けの

特別な対策ができる場合もあると思いますが、

 

多くの場合には、

偏差値ごとで大体の問題レベルをそろえて、

 

ざっくりとした対策とならざるを得ない

部分があります。

 

 

 

本格的に自分の志望校に合わせた

過去問対策をする場合には、

 

個別指導で1つ1つの問題を

一緒に解く形しかないかと思いますが、

 

 

私の塾のように、
「県立高校」を第一志望とする生徒を対象とする場合には、

 

神奈川の県立高校であれば、

基本的に問題も共通しているため、

 

問題形式に合わせた授業や、
実際の過去問を使用した授業を行うことも可能です。

 

 

 

 

 

集団指導と個別指導の全てのメリットを取り入れる
ということはできておりませんが、

 

このように、費用は抑えながらも、
集団授業に、個別指導の良いところを組み込みながら、

 

少人数制の個人塾だからできることを、
これからも継続していきたいと思います。

 

 

ご興味のある方は、
是非塾までご連絡をいただければと思います。

 

 

 

 

 

今回は5回にわたり、「塾の選び方」と題して、

 

・集団指導だからできること
・個別指導だからできること
・私の個人塾の取り組み

 

についてお伝えしてきました。
 

 

また次回も、
みなさんの学習の参考になるような内容を
お伝えできればと思います。
 

 

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少人数クラスの個人塾では、
集団授業と個別指導の良い部分を
組み合わせることができる。
--------------------------

 

 

 

昨日までは、
集団指導と個別指導それぞれで、

 

できること(メリット)・できないこと(デメリット)
についてお伝えしてきましたが、
 

 

今日は、

 

「集団指導と個別指導の良いところを
 できるだけ組み合わせて

 授業をすることができないか」

 

という私の塾での取り組みについて
具体的に書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

2015年に開業した私の塾では、
(対象は小4~中3・高校受験専門・少人数制・集団授業)

 

私が中学・高校時代に集団指導の塾に通った際の

 

「よかった」と感じた点は参考にし、
「もっとこうだったらいいのに」と感じた点は改善する

 

という形で、

 

集団指導でありながらも、個別で学習サポートをする

 

という塾のシステムを取っております。

 

 

 

 

<鳥飼塾の取り組み>

 

【集団指導から取り入れた点】
1)全教科指導で、授業料は一定額以内に。
2)同学年のクラスがあることで、よい刺激を。

 

 

【個別指導から取り入れた点】
1)個別に質問できる時間を取る。
2)自習・補習教材は一人一人の状況に合わせて配布。
3)定期テストや模試の振り返りも個別に。

 

 

【その他改善点】
1)全教科を塾長一人が授業
2)模試ごとに同一教材で反復授業
3)過去問を利用した授業

 

 

 

これらの点について、
1つずつ説明していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

【集団指導で取り入れた点】


1)全教科指導で、授業料は一定額以内に。

 

私自身が中学生時代にそうでしたが、

 

全教科を個別指導で受けることや

集団授業の塾に個別指導を追加することは

 

一般的に費用面で難しいところがあると思います。

 

 

そのため

費用を抑えつつも全教科を指導できる集団指導に、

 

個別に学習をサポートするような

現在の形で塾を運営しています。

 

 

 

また、夏期や冬期の講習で追加の費用が発生するのも、

 

自分が保護者の立場で考えた時には
あまりうれしいことではないと感じていたため、

 

私の塾では、1年を通じて費用に変化のない
定額制で5教科を教えています。

 

 

 

そしてこの定額の中に、

模試代や授業で使うテキスト代を含み、

 

学習状況に応じて自習テキストなども塾でお渡しすることで、
追加の費用がなるべくかからないようにしています。

 

(なお県立の地区トップ校を受験する希望者には、
最後の半年間だけ追加費用のかかる特別授業は行っています)

 

 

 

また、私の塾では学習スケジュールを作成し、
学習記録を毎日手帳に記入してもらうことで
自習の習慣を身につけてもらうことを大事にしています。

 

 

このため学校の長期休み期間にも、
毎日塾に来るような特別講習は行わず、

 

通塾期間を通じて通常授業のみで
受験に対応できるカリキュラムにしています。

 

 

 

 

2)同学年のクラスがあることで、よい刺激を。

 

私は学習をする上で、
周りの仲間の存在はとても重要だと考えています。

 

 

私自身が中学時代に勉強を頑張れたのも、
塾で一緒に競い合う仲間がいたことが
とても大きかったように思います。

 

 

私の塾でも、
刺激を受ける良い仲間と一緒に学んでもらいたい
という考えから、

 

入塾の際に、入塾テストおよび面談を実施しております。

 

 

各学年1クラスずつとなっており、
基本は集団授業となるため、

 

入塾時点での成績と生徒本人のやる気などを
判断材料とさせていただき、

 

塾の集団授業を効果的に受講いただけると
判断させていただいた場合に
体験授業を経て、ご入塾いただいています。

 

 

 

 

 

【個別指導で取り入れた点】

 

1)個別に質問できる時間を取る。

 

塾は授業の30分前には

教室を開けておくようにし、

 

質問がある人は少し早めに塾へ来ることで、
この時間を活用できるようにしています。

 

 

授業前や授業中に質問できなかった内容に関しては、

もちろん授業後に質問することも可能です。

 

 

現在小学生クラスでは、
授業開始30分前の16:00に塾に来ることを推奨しており、

 

早く到着した生徒から1対1で
宿題の確認や個別の指導しております。

 

 

1クラスが8名までの少人数で、
全ての教科を塾長一人で教えているため、

 

授業内容から、勉強の仕方、受験についてなど、

 

個別指導のように何でも自由に質問できる
環境づくりを心掛けています。

 

 

 

 

2)自習・補習教材は一人一人の状況に合わせて配布。

 

私の塾では、
授業で使用するテキストは全員に配布するものの、

 

それ以外の自習・補習教材関しては、
各自の状況に合わせて配布するようにしています。

 

 

学校で配布される問題集が多かったり、
部活動が忙しく自習時間が少なくなってしまう場合には、

自習教材の配布数は少し控えめにしたり、

 

 

時間に余裕もあり、少し難しい問題にチャレンジしたい

という意欲的な生徒には、

 

通常よりも少し難しい自習テキストを

配布しています。

 

 

もちろん定額の授業料の中で

配布できる限度はありますが、

 

意欲的な生徒には、
そのレベルにあった難易度の教材を追加で渡すことで、

 

その生徒のやる気を持続させることを大事にしています。

 

 

 

 

3)定期テストや模試の振り返りも個別に。

 

定期テストや模試の際には、
テスト勉強スケジュールやテスト反省シートを作成してもらい、

 

・計画どおりに勉強できたか
・前回の反省点を生かせたか
・今回の良かった点と次回への反省点

 

などを、テスト後に記入し、授業前の時間を利用して、
1対1で反省点を説明してもらうようにしています。

 

 

この説明では、テスト勉強の改善だけではなく、

 

「自分の考えや行動を整理して、要点を相手に伝える」

 

という総合的な力を伸ばすことも意識しています。

 

 

 

 

少し長くなりましたので、
この続きは明日またお伝えしたいと思います。

 

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個別指導では、
自分の目的に合わせて、
学習をサポートしてもらおう。
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昨日は、
集団指導でできること・できないこと
ということをお伝えしましたが、
 
今日は、
個別指導でできること・できないことについて
具体的に書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

私は大学時代、家庭教師のアルバイトをしていました。

 

 

そのときに教えた生徒の多くは、
学校や集団指導塾の授業を

効果的に受けられていない生徒たちでした。

 

 

私が家庭教師をしている際に、
このような個別指導が

集団指導よりも優れていると感じた点は、

 

「相手が一人のため、

その生徒の理解のスピードに合わせて、

授業進度を調節したり、

解いてもらう問題の難易度を選択できる」

 

ということでした。

 

 


最初に会った時には

勉強に苦手意識を持っている様子の生徒たちも、

 

自分の理解するスピードにあった授業だと、

少しずつ前向きに勉強に取り組んでくれるようになった
と記憶しています。

 

 

 

 

 

私の経験だけではなく、一般的に個別指導では

 

「自分の特徴にあわせて学習をサポートしてもらえる」

 

という大きなメリットがあると思います。

 

 

 

例えば、下記のようなケースでは、
個別指導を受けることが効果的ではないでしょうか。

 

 

【ケース1】
中学2年になったが、
1年の時に英語の勉強をさぼってしまったため、
英語だけはさっぱりわからず授業についていけない。

 

⇒ 中学2年だが、中学1年の英語を補習してもらおう。

 

 

 

【ケース2】
中学受験をして私立中学に通っているが、
学校の数学の授業が難しくついていくことができていない。

 

⇒ 学校の数学のテキストを使った授業をしてもらおう。

 

 

 

【ケース3】
学校や集団指導塾の
授業スピードについていくことができていない。
そのため勉強をすることが全く面白いと感じられない。

 

⇒ 自分の理解スピードに合わせて、

   ゆっくりと授業をしてもらおう。

 

 

 

【ケース4】
中学3年で集団指導の進学塾に通っているが、
国立や難関私立高校を第一志望にしている。

 

塾でも難関クラスに入っているが、

自分の志望校の過去問を解いてくれるわけではないので不安だ。

 

⇒ 自分の受験する高校の過去問対策をしてもらおう。

 

 

 

【ケース5】
英語が好きで、学校の授業だけでは物足りない。
もっとどんどん先の内容を学習したい。

 

⇒ 英語の授業を先取りして、どんどん先まで教えてもらおう。

 

 

 

ケース1~3に関しては、
学校の授業についていくための補習的な活用の仕方
であるのに対し、

 

ケース4~5に関しては、
学校や塾の内容よりも先のことを追加的に教えてもらう

 

という活用の仕方になっています。

 

 

 

このように個別指導は

 

「自分の特徴にあわせて学習をサポートしてもらえる」

 

ということが大きなメリットだと思います。

 

 

 

 

 

 

では、個別指導のデメリットは
どのようなことが考えられるでしょうか?

 

 

【個別指導のデメリット】
1)時間当たりの授業料が割高である
2)全教科・全範囲をカバーするのは難しい
3)自分の学力レベルの把握が難しい

 

 

1)時間当たりの授業料が割高である

 

個別指導では、先生一人に対して、
生徒が1人(あるいは2~3人)という授業形式となるため、

 

どうしても時間当たりの授業料が
割高になってしまうというデメリットが生じます。

 

 

このため、受験に向けた全教科・全範囲の授業を
個別指導で受けようとすると、

 

多くの方にとっては金銭的な負担が大きく、
現実的ではないかもしれません。

 

 

 

2)全教科・全範囲をカバーするのは難しい

 

1) の費用面もこの理由となるのですが、

 

それ以外にも、
個別指導で生徒の学力に合わせて授業を進めることになると、

 

授業時間数をかなり多くする必要が生じるなど、
全教科・全範囲をカバーするのは難しい

 

という面があると思います。

 

(実際、私が大学時代に

 家庭教師をさせていただいた生徒も、

 1科目か、多くて2科目の指導でした。)

 

 

 

 

3)自分の学力レベルの把握が難しい

 

個別指導の場合でも模試を受験することで、
自分の客観的な学力レベルを測ることは

もちろんできると思います。

 

 

一方で、集団指導のクラスにいると、
常に集団で授業を受けているため、

 

「この問題は他の人もできているな」
「1学期にやった内容は他の人もけっこう忘れているな」
「この問題は自分だけができた」

 

など、自分のその日の学習状況を
すぐに周りと比較でき、

反省の機会を得やすいと思います。

 

 

個別指導では、このように自分の状況を、

他の人と比べる形で日々把握することは難しいため、

 

反省をする機会や自信を持てるような機会が
集団指導よりも少なくなるのではないか

と、私は思います。

 

 

 

 

 

 

今日は、
個別指導のメリット・デメリット
についてお伝えしてきました。

 

 

明日は、
これまでお伝えしてきた
集団指導・個別指導のメリット・デメリットを踏まえて、

 

私が開いている塾の方針について、
少し詳しく書いていこうと思います。