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★49位
【You're Going To Lose That Girl(恋のアドバイス)】
ジョンは、初期の時代だけでも、あれだけ有名な名曲を量産していながら、こういう名曲を残しているのが本当に凄いと思わせるが、その初期の有名曲に劣らない名曲である。
1965年の作品で、時代でいえばデビューして3年で、初期の最後の方となるが、3年でここまで洗練されたのかと驚かされる。
1年前の“I Should Have Known Better”の発展形ともいえる作品と感じる自分は、その進化なのだなという感覚になるのである。
“I Shoul~”と同様に、基本はPOPな曲なのだが、モータウンからの影響も大きく、ポールとジョージの追っかけコーラスが、これぞBEATLESと思わせてくれるが、彼等の楽曲の中でも、ベストの1つの追っかけコーラスではないかと思う。
ジョンの、爽やかだけど色気があるようなVoが何といっても素晴らしい。
ファルセットの部分や、少し投げやりに歌う感じや、ジョンのいろんな魅力が詰まったVo曲でもある。
この曲もサビの部分で、Eから(転調しやすいようにDに行き)→Gに1音半転調する。
この1音半上げは、1番ノリが出るのである。
しかし、サビの後の間奏ではすぐにEに戻っている。
ところが、2番目のサビで同じくGに転調して、ヴァースに戻る際は、いきなり終りコードのFから→Eに(Bbなどの音を入れずに)半音下げで不自然な感じで戻るが、実は個人的にはこの部分が1番カッコイイと思うし、好きなパートなのだ。
つまり、彼等は、それをも分かっていて、この流れにしているのだ。恐ろしいほどのセンス!
ジョージの間奏のリードギターもノリが良くて好きだし、リンゴのボンゴ、ポールのピアノも良い味付けになっている。
いかにもジョンらしい曲ではあるが、ポールによると「6-4でジョンが作った曲」と言っている。
基本はジョンが書き、中間部はポールが作ったのだろう(ポールっぽいメロディであるし)。あと、コーラス部もそうかも知れない。
映画「HELP!」で、レコーディングの印象的なシーンで登場するので、映像と共に覚えてる人も多いだろう。
元祖PVのような映像だ。
余談だが、この曲の面白いエピソードがある。
この曲は、たった2テイクで完成してしまったが、採用テイクは何と“テイク3”。
これは、記入したスタッフの間違いから起こったことで、1テイク目をテイク2にしてしまっていた為だった(笑)。
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