★138位 【She Came In Through The Bathroom Window】 | トリジローのTHE BEATLES全曲解説 & My Best Ranking

トリジローのTHE BEATLES全曲解説 & My Best Ranking

THE BEATLESファン歴は、約半世紀にて、また、研究し続けて、早40年の、トリジローと申します。

まだ、誰も成し得ていない、全213曲+のランキングと解説を、同時に、そして独自に掲載していきます。

これぞ、究極のTHE BEATLES解説にも挑みます。

★138位

【She Came In Through The Bathroom Window】

<ABBEY ROAD>1969.9/26=1:52=

 

かのAbbey Road後半のメドレーの中の1曲である。

 

ある日、ポールの家に入った空き巣が女性(知り合いだったとも)で、彼女は風呂場の窓から侵入したそうで、ポールは、この出来事からインスパイアされてこの曲を書いた。

但し、ダブルミーイングか否か、ヨーコのことではないかという推測もある。

ちなみに、ジョンは”それはリンダだろう“と、ワザと言ったりしている。

 

倦怠感漂う曲でもある。しかし、曲はカッコいい。

完全にポールらしい曲なのだが、ジョンが書きそうな曲でもあるのが面白い。

 

ポールのVoは、ダブルトラッキングで歌われている。

サビで入ってくるジョンの下のパートのハモリもなかなか渋い。

ジョージの深いディレイのギターが味を出しているし、圧巻なのがポールのベースだ。

名盤Abbey Roadには、ポールの圧倒的なベースプレイがそこら中に聴けるが、この曲でのプレイは隠れた名プレイと言って良い。

 

この曲が最初に取り上げられたのは1969年1月22日。アップル・スタジオにて。「ゲット・バック・セッション」の中で一度録音されている。

この時のVer.は、かなりテンポが遅く、ブルージーなVer.だった。

再び、録音が再開されたのは同年7月25日。アビイ・ロードスタジオにて。

前曲である“Polythene Pam”と繋げて録音されており(2曲で1曲…メドレー)、ベーシックを39テイク録音された。

ピアノ、エレピ、ヴォーカル、アコースティック・ギターが第39テイクにオーバーダブされた。。

3日後に、Vo、パーカッション、ギターが録音される。

ちなみに、この日(7/28)に、アルバムAbbey Road後半のメドレー曲の全てがステレオミックスされて、仮に繋ぎ合わせる作業が行われた。

 

そうそう、このレコーディング中に、良いフレーズが思い浮かばないリンゴに対して、ジョンがしびれを切らし、それ以上のレコーディングを拒否した。

リンゴは、その夜、黙って、オーバーダブして差し替えたが、今のようにクリックもない時代である。リンゴは自分のプレイを聴きながら叩いて録音した。さぞかし大変だったと思う。

しかし、それは素晴らしいリズム感のプレイで、元のプレイより良いものだった。いかに、リンゴがリズム感の素晴らしいドラマーだったことが分かるエピソードなのである。

 

この曲は、ジョー・コッカーにプレゼント(カヴァー)されたが、かつてのWith A Little Help From My Friendsの名カヴァーに対する、お礼とも言える。

 

 

 

 

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