セゾン投信元会長中野晴啓氏に聞く新NISAと人生のこと

●セゾン投信元会長中野晴啓氏に聞く新NISAと人生のこと

先週末は、神田明神の中にある神田明神ホールで
Toriiトレーダーズラボのセミナーでした。

今回のゲストは、セゾン投信元会長の中野晴啓氏

ゼロから立ち上げ、

16年間で運用残高6000億円、顧客数15万人まで積み上げてきた実績。

運用成績も素晴らしく、
セゾン投信スタート時からのパフォーマンスは

■グローバルバランスファンド
スタート時から16年半で2.21倍
約4.9％の16年複利

■資産形成の達人ファンド
スタート時から16年半で約3.75倍
約8.3％の16年複利

どちらも信託報酬など手数料を除いた数字ですから
本当に素晴らしい！

中野さんの情熱と思いの詰まったセゾン投信（ご本人は「僕の全てを注ぎ込んだ子供のような存在」とおっしゃっていました）を
突然解任されたことは多くのメディアで報道され、今や「時のヒト」というカンジです。

セゾン投信創業の中野氏、退社して運用新会社を設立へ－年内事業開始セゾン投信創業者で会長ＣＥＯ（最高経営責任者）を務めた中野晴啓氏は、ブルームバーグとのインタビューで、同社を退社した上で、新たな運用会社を設立し、年内の事業開始を目指す意向を明らかにした。

www.bloomberg.co.jp

そんな人生最大の逆境ともいえるところから、

新ファンド設立という決断に至るまでの気持ちの

変化や公には言えないお金のことまで色々とお聞きしてみました。

60歳からの新たなスタートというのは、決してラクな道ではないでしょう。

でも、これまで中野さんがセゾン投信のために費やしてきた時間や労力や情熱は決してムダになることはありません。

なぜなら、それはそのまま「中野晴啓」という人間に対しての信頼残高として積み上がっているからです。

これからのAI時代、情報の価値はゼロ円に向かうと思いますが、

そんな時代に情報の価値を高める唯一のものが
『誰が言うか』というヒトの存在そのもの。

つまり『究極の属人性』

それが中野さんには備わっていると感じます。

長期積立投資に対する情熱。
受託者責任に対する強い使命感。
一貫したお客様目線。
そして信念。

信念のないところから「人を惹きつける強いメッセージ性」は生まれてきません。

こうした『究極の属人性』と、これまで積み上げてきた『信頼残高』は、これからの中野さんの挑戦を支える大きな力になるはず！

微力ですが、私も中野さんが設立する新ファンド

「なかのアセットマネジメント」

を応援していきたいと思っています。