●FX取引、初の1京円超え!
19日の日経新聞電子版に興味深い記事が掲載されていましたので
ご紹介したいと思います。
FX取引、初の1京円超 為替で増す個人の存在感 昨年倍増、8割はドル円
会員登録していないと全文はご覧になれないと思いますが、
何が書いてあるかというと
この10年間でFXの取引額は7倍に膨れ上がり、
1営業日換算ではなんと45兆円にも達しているそうなんです。
※日経新聞電子版より
22年のFX取引では、その8割がドル円と書かれています。
そしてその多くが円売り、つまりドル円ロングのポジションだということです。
たしかに昨年の円安はすごかったので、
資産の一部を米ドルで保有したいと考えた方は相当多かったということの現れでしょう。
こんな記述がありました。
個人の円売りが膨らんだ要因の一つが日米の金利差の拡大だ。
米国の金利が日本より高いため、ドルを買って翌日まで持ち越せば「スワップポイント」と呼ばれる金利差による収入が得られる。
22年にFX取引を始めた20代の男性は「スワップポイントだけでも円売り・ドル買いは魅力的」と話す。
これを読んで
あー、これ2006年当時の私だわ…と思ってしまいました
私がFXを始めた2006年当時もこんなかんじで、
スワップ金利目的で円売りのポジションを保有
している人がとても多かった時代でした。
でも、そういう考えでポジションを保有し続けた人たちは
その後のサブプライムショックやリーマンショックで大きな損失を出していました。
いまドル円は下落トレンドですが、
それにも関わらずドル円のロングポジションが
7割を占めているというのはちょっとドキドキしてしまいます。
スワップ金利目的でロングポジションを持ち続けるのであれば
資金管理をしっかり計算してポジションを保有しないと
昔の私のようになってしまう可能性もありますから気をつけてほしいと切に願います。
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