●平成唯一の三冠王「松中信彦さん」に教えてもらったこと
私の主宰しているFXメンバーシップは、20期という節目を迎えました。
なんと10年です。
スタート時には、まさかこんなに長く続けられるとは想像もしませんでした。
メンバーシップの継続率は約8割と非常に高く、
結果を出されたメンバーさんが惜しみなく経験をシェアしてくださつたり、ITスキルの高い方がメンバーさんのために素晴らしいツールを作って提供してくださったりと、本当に素敵なメンバーさん達に支えられて今があります。
これまでメンバーシップに関わってくださったすべての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
10年20期の大切な節目なのでちょっと特別なことをしたくて、平成唯一の三冠王、松中信彦さんをお招きしました。
【松中信彦】
平成唯一の三冠王。プロ通算352本塁打で、NPB史上初の3年連続120打点達成者。アトランタオリンピック野球の銀メダリスト。
スポーツはメンタルがとても大事だということは広く知られていますが、実際に大きな功績を出してきた選手がプレッシャーや恐怖とどう向き合っているのかということを知りたいと思いました。
なぜならそれはFXのトレードにおいても絶対に役に立つと思うからです。
トレードでも欲と恐怖のコントロールが結果を大きく左右します。
FXをしている方の役に立つと思うので、松中さんのお話をいくつかご紹介させていただきますね。
「調子が悪い悪いときこそ、その時の状況を細かくノートに記録しておく。」
試合の状況、どんな球だったか。
どんな精神状態だったか。
どんな練習をしたか。
などなど、事細かに書くそうです。
「調子が良いときは何をやっても上手くいく。でも調子が悪い時、どういうふうにしたら持ち直したかとか、調子を取り戻せた時はどんな練習をしていたかなど、書いておかないと忘れてしまう。」
FXも同じだなぁと思います。
失敗と向き合うことから逃げていると、何年やっていても成長できません。
松中さんは、ご自身のことを「メンタルは強くない」とおっしゃっていました。
「でも、メンタルの弱さは場数を踏む、経験を積むことで克服できる」とも言います。
FXでも「私メンタルが弱いので」とか「メンタルの鍛え方を知りたい」などメンタルに関する相談は多いのですが、自分の弱さを認めて受け入れることがまずは最初のステップなのかなと思います。
バッターボックスに立つ時は松中さんでも怖いそうです。
それが大事な場面であればあるほど、チームメイトや監督、観客からの期待、それに対するプレッシャーなどを感じるわけですから、その緊張感が尋常なものではないことは容易に想像できます。
でも、プレッシャーや緊張を感じたままだと結果は出せないから、それらを手放して無になるためにルーティンが必要になってくるのですね。
「出たくない、立ちたくない、怖い…という弱い自分がいる。でも王さん(王監督)がそこから逃げることを許さなかった。いつもプレッシャーのほうに背中を押してくれた。」
松中さんと王監督のエピソードは親子関係にも参考になると思います。
結果を求めるのではなく、プレッシャーから逃げずにチャレンジするよう背中を押す。そして見守る。
失敗しても良いじゃん。逃げずに挑戦したあなたがすごいよ!素晴らしいよ!
そういう親の元で育った子供は挑戦を恐れず、失敗してもそれを糧に次のステージにいける強さを持てるような気がします。
また王監督は、「2度とないこの試合、2度とないこの1日を大事にしなさい。」ということもよくおっしゃっていたそうです。
2度とないこの試合に臨むためにどれだけの準備をしてきたのか?
その試合その打席のために自分が何をやってきたか。
その準備がなければ、プレッシャーに潰されてダメになってしまうのですね。
そのトレードを行なうためにどれだけ準備してしてきたのか?
そういう意識を持っていたら、何の準備も根拠もなくへんなところで飛び乗ったり、安易にエントリーしてしまったりということはなくなると思います。
松中さんが話してくださったことは、FXをやっている私たちにもそのまま応用できる行動や考え方ばかりで、本当に参考になると同時に、どんな分野でも秀でた結果を残すためにやるべきことは共通しているのだということも腑に落とすことができました。
それがわかったなら、、、
あとはそれを実践するだけですね!
いつかのゴルフ。左から2番めが松中さん。
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