●FXや株投資で債務整理となる若い世代が増加 ギャンブル的投資に注意を
先日、こんなニュースが出ていました。
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記事の中には
まるでロトくじでも購入するかのように、5万円・10万円を口座に入金し、レバレッジの限界で一発勝負する。
という記述があるのですが、
おそらくレバレッジ規制がない海外FX口座をつかって、スキャルピング(超短期取引)で一攫千金!的な取引をしているのでしょう。
失っても問題ないお小遣いで、お遊び感覚でやるならともかく、カードでキャッシングしたお金を使ってとか…もう論外です!
遅かれ早かれ、絶望のどん底を味わう羽目になるはずです。
FXに宝くじ的な夢を持つのはやめましょう。
海外口座を使いレバレッジを駆使したところで、それは諸刃の剣。結局は自分を傷つけてしまいます。
レバレッジは上手く利用すれば素晴らしいものですが、使い方を間違えると、それはあなたに牙をむきます。
過剰なレバレッジを使った一発逆転トレードと同様に、ストップを入れないトレードもまた危険をはらんでいます。
ネット上では
「ストップを入れなくていい」
「損切りしなくていい」
という謳い文句を見かけることもありますが、私は絶対に反対です。
ストップを入れなくていいのは、以下の2つのケースのみです。
レバレッジをかなり低く抑え、外貨預金的に長期運用している
お金をいっぱい持っていて、口座の維持率が危なくなったらいくらでも資金を追加投入できる
それ以外のケース、つまり
ある程度レバレッジを利用しながら効率よく資金を増やしていきたい
FXに使える資金は限られている
という場合は、ストップ(逆指値)は必須です。
私は自分が初心者の頃にストップを入れないトレードで大失敗しているので、これだけは声を大にして言いたいと思います。
息子にFXを教える時も、エントリーとストップ(逆指値)はセットで教えました。
それによって、ストップ幅が広い時はエントリーを見送るとかロットを少なくする、などの資金管理が自然とできるようになっています。
あなたが自分の子供や大事な人にFXを教える時にストップを入れないトレードを勧められますか?
私にはそんな恐ろしいことはできません!!
BNFさんやcisさんなど、天才トレーダーといわれる人たちですら「損切りが最も大事」と言っているのですから、凡人が損切りなしで勝てるはずがないと私は思います。
それに、私自身ストップを入れないトレードをしていたせいで含み損が膨れ上がり、このままじゃ全部失ってしまう…という恐怖から泣きながら500万以上の損切をした時の恐ろしさを身を持って経験しているので、あの絶望感は皆さんには味わってほしくありません。
レバレッジのコントロールや損切りなどの資金管理を学んで実践しなければ、あなたのお金は合法的に他の誰かに奪われてしまいますよ!
それが相場の世界というものです。
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