●すべてを賭ける夢はあるか 映画「キングダム」
こんにちは、鳥居万友美です。
実写版「キングダム」、観てきました!
いやぁ~、予想以上でした!
キングダムファンとして
最も懸念していたのが大沢たかおの王騎。
ミスキャストじゃないのーと思っていましたが、
思いのほか良かったです(なにさまっ!)
山崎賢人と吉沢亮のふたりは、本当にはまり役だと思いました。
山崎さん演じる「信」は下僕(奴隷)の少年なので、役作りで10キロ減量したそうですが、ガリガリに痩せているのに筋肉はしっかりあって
すでに佇まいが信に見えたなー。
そしてハマっていたといえば、長澤まさみの楊端和!
原作のイメージそのものでした。カッコ良すぎ!
シリアスなものからコメディー、アニメのキャラまで変幻自在の実力派女優ですね。
キャストのことはこのくらいにして。
信の夢は、「天下の大将軍になること」
そしてえい政の夢は、「誰も成し遂げたことのない中華統一」
そう。この物語のキーワードのひとつになっているのが「夢」
信とえい政の一行が山の民を訪ねた際に、信が山の王に向けてこんな言葉を放ちます。
「一番の無念は夢見たものが幻で終わったってことだろうが!!」
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、この言葉が山の王を動かします。
このセリフには、私もドキッとしました。
またえい政が信に言ったこの言葉も。
「今、お前の前には2つの道がある。
奴隷の生活に戻るか、
薄弱の王を助け修羅の道をゆくか」
人には常に2つの道が用意されています。
やる、やらない
行く、行かない
続ける、やめる
自分を過小評価せず、もっと大胆に夢を描けばいい。
どうせ挑戦するなら、夢も舞台も大きいほうがいい。
素直にそう思わせてくれる映画でした。
原作を知らない人が観ても楽しめると思いますヨ。