●失業者数を大きく上回る 「ミッシングワーカー」

 


こんばんは、鳥居万友美です。

 


昨日、NHKスペシャルで「ミッシングワーカー」に関する
特集をやっていました。

 


「ミッシングワーカー」=「消えた労働者」

 

求職活動をしていない人たちのことです。

 


求職活動をしていないため

雇用統計の「失業者」に反映されず、
労働市場から“消えた”状態になっているのだとか。

 


日本では、40代・50代の「失業者」の数は72万人。

 

一方、「ミッシング・ワーカー」は103万人と
失業者の数を大きく上回っているのです。

 

 

 

これには本当に驚きました。

 


番組の中では、

 

・ミッシングワーカーになってしまった人

 

・ミッシングワーカーから脱しようとしている人

 

・今後ミッシングワーカーになってしまうかもしれない人

 

などに密着取材していましたが、
見ていて切なさと同時に

何とも言えない怖さを感じました。

 

 


この豊かな日本で、こんなにお金が稼ぎやすい時代に
こんな暮らしをしている人が
100万人以上もいるのか・・と。

 

 

すごいショックでした。

 


密着されていた中に50代の女性がいたのですが、
彼女は留学経験もあり、若い頃は非正規ではあるものの
外資系企業に勤めていたそうです。

 


その頃はお給料も40万円くらいあったそうですが、
その後は非正規の仕事を転々として
今の月収は10万円ほど・・・。

 


語学も堪能でそれなりに優秀だったと思うのですが、
今は家賃4万6千円のシェアハウスに住んでいて
食事はテーブルもない部屋でベッドに腰かけて
食べていました。

 


私は

 

自分で自分を雇用できる人になりましょう!

 

と言い続けていますが、やはり誰かに雇われて

お給料をもらうだけしか生きる術がないというのは

本当に恐ろしいことだと改めて思いました。

 


今、職場環境がどんなに恵まれていたとしても
今、お給料がどんなに良かったとしても
やはり何かしら「自分でお金を生み出す力」を
つけておくべきだと思うのです。

 


窮地に追い込まれてから何か対策をしようと思っても
遅いのです。

 

そうなる前に準備しておかないと!

 


格差がどんどん大きくなってきていることを
感じた1時間でした。

 

 

NHKスペシャル「ミッシングワーカー 働くことをあきらめて」
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180602

 

 

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