●勝ったけれど・・・その2

こんばんは、鳥居万友美です。

昨日の記事でのメンバーさんのトレード結果と。
勝ったのに悩んでいる理由と。
私の見解を書きますね!


メンバーさんは、2月8日にNZD/USDを2回に分けてショートしました。

エントリー根拠はローソク足の長いヒゲが出現していたからということでした。


結果は
翌日、0.73030のポジションをボリンジャーバンドのミドルラインにタッチしそうなところ、0.7235で1回決済(+66pips)


もう一つのポジションは14日に、75日移動平均線と200日移動平均線、ボリンジャーバンド-2σの3本の線が重なっている辺り、0.71250で決済したそうです。(+178pips)

 


(白の矢印がエントリーしたところ)

 


いい感じで決済できているのに、メンバーさんが悩んでいるのはなぜでしょう。

 


それは……
RCIの形に沿ったエントリーではなかったからです。

 

メンバーさんがエントリーした日のRCIは、中期は上に張りつき、短期、長期共に上がっています。

RCIだけ見たら、ショートエントリーできる形ではありません。

でも、それは当然です。
だって、メンバーさんがしたトレードは、逆張りのエントリーだから。


チャートの中でリアルタイムに動いているのはローソク足だけです。

テクニカルは、ローソク足をもとに計算され表示されるので、ローソク足の動きに比べるとどうしても変化が現われるのが遅れます。

だから、転換点ではこのようにローソク足とRCIの不一致が起こるのですね。




結果的にRCIも短期、中期とも下げてきたので、メンバーさんも2回目の決済は移動平均線にタッチするまで待てたと言っていましたが、1回目の決済時は早くポジションを減らしておかないと安心できないという思いでいっぱいだったそうです。
 

 

メンバーシップでは、ローソク足の見方に加えて、より確実にさらに根拠を持ってエントリーできるよう、RCIをチェックするようお伝えしています。

過去10年、様々な指標を見てきた私が、このRCIがゆったりハッピートレードに欠かせないと思っているからです。

トレード方法に正しいとか間違いなどはありません。
色んな方法があり、稼いでいる人はたくさんいらっしゃいます。

今回このメンバーさんのエントリーには根拠がありました。

RCIの形はショートエントリーできる形ではなかったにせよ、ストップもしっかりと入れていますし、エグジットも根拠のあるところでなさっています。


特に2回目のエグジットは、2本の移動平均線とボリンジャーバンド-2σの線が交差するところなので、美しいエグジットだと思います。
 

 

私が目指すトレードは、ポジションを持っている間もゆったりハッピーでいることです。

特に子育て中のママにはトレード中でもいつも笑顔でいて欲しいと願っているのです。
 

 

ポジションが気になってチャートばかり見てしまい、大事な家族との距離が離れてしまうのは哀しいのです。


メンバーさんが「RCIの形も2本下がり始めたら安心してポジションを持つことができました」と話したように、根拠がたくさんあると納得したトレードができるわけです。

また根拠のあるエントリーは、ストップにかかっても納得できる経験値となるのです。

 

 

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