こんばんは、鳥居万友美です。

最近、ふるさと納税のお礼の品があちこちから届いてます。
年度期限が12月なので、年末にまとめてふるさと納税していたのでした。

地方に納税することで地方活性化もできるし、納税した分のお礼の品も頂けるし、納税した金額が一定額還付されるし、いい事づくめのふるさと納税、まだやったことない人、ぜひぜひふるさと納税して下さいね!


さて、先日届いたのは佐賀県の上峰町から美味しそうなハンバーグ。
ランキング上位にあったので納税してみました。

 

 


佐賀県上峰町には縁もゆかりもないのですが、ハンバーグが届いてから、なんか聞いたことがあるなぁと調べてみたら昨年12月にニュースで物議を醸し出していたあの街でした。

 


佐賀県三養基郡上峰町議員が、財政改善を理由に1日2千円の議員への費用弁償を再開させる条例改正案を提出したところ、町へのふるさと納税寄付者から「全国の善意を(議員が)自分の懐に入れるのは納得できない」などと苦情が相次いでいる。


寄付が増える12月の繁忙期に生じた思わぬ事態に、武広勇平町長は急きょ記者会見を開き、「ふるさと納税が費用弁償に充当されることはない」と“火消し”に躍起になっている。

 


上峰町は前年、ふるさと納税額が20億円に上ったのだそう。
小さな町で20億円は大きかったことでしょうね。

 


町の活性化に寄付金を使って欲しいのはもちろんですが、議員さんのお話を聞いてちょっと気の毒になりました。
曰く、町議員さんのお給料は246000円なのだそうです。

 

費用弁償も以前は支給されていたのが、財政縮小のためなくなったのだとか。
このままでは若いいい人材が立候補しなくなり、町の将来が不安だと話していました。

ちなみに費用弁償とは
地方議会の本会議や委員会などに出席する際に交通費や宿泊費などが議員に支給される制度。

「職務を行うため要する費用の弁償を受けることができる」とする地方自治法の規定に基づく。

支給方法や金額は議会ごとに条例で定めている。


自分が会社で仕事をするとして、交通費も出してもらえない状態が続くと、ちょっとキツイですよね。


会社は儲かってるのに…と思っても自然なことだと思います。

選挙に立候補して当選するだけでも大変な労力です。
いくら町のためと言っても、ボランティアでできることではないのです。
議員さんだって生活があります。
 

 

このニュースを聞いてから、ふるさと納税の使い道を指定するのは止めました。
お礼の品を頂いたことでもう十分(*^_^*)
納税されたお金をどう使うのかは、寄付した自治体が決めればよいことです。

いい会社にはいい人材がいるものだし、いい人材は報酬が高いものです。
いい人材を育てるにはもっとお金もかかるのです。

そんなことを思い巡らしながら、ハンバーグを頂きました(*^_^*)
キクラゲと軟骨が入っていて、ちょっとピリッとして、中華風でとても美味しかったです(^o^)

さて次はどこに寄付しましょうかね(*^_^*)