●引越しを機に変えたこと
こんばんは、鳥居万友美です。
シルバーウィーク初日は、とっても気持ちの良い秋晴れでしたね
引越しを機に色々変えたことがあるのですが、そのひとつがウォーターサーバーをやめて、南部鉄器の鉄瓶を使い始めたこと。
もう何年もウォーターサーバーを使っていたので、「お湯を沸かす」という行為自体が超～久しぶり。
なんか新鮮です。
今は色付きのカワイイものもあって心惹かれますが、色付きのものは内側がホーロー加工されているものが多く、それなら鉄瓶を使う意味がないので、私は加工されていない昔ながらの鉄瓶を選びました。
ホーロー加工されていない鉄瓶でお湯を沸かすと、人体に吸収されやすい「二価鉄」が少しづつ溶け出すので、鉄分補給に良いそうです。
鉄分の補給に効果のある南部鉄瓶や茶の湯釜に代表される南部鉄器の溶出鉄は、吸収されやすい2価鉄が多いことがあきらかになり、南部鉄器の利用は鉄分の供給効果に有効であることが認められております。
（岩手大学教育学部 医学博士 及川桂子氏の研究報告書参照）
鉄瓶は、使わないと錆びてしまいます。
重いし、値段も高く、お手入れも面倒
お湯を入れっぱなしにできないし、濡れたまま放置するのもダメだし、使用後は中の水分を飛ばすために少し空焚きして乾かさないといけないし・・・。
でも、そうやって大事に使い続けると、内側には赤い斑点が現れ、全体が褐色になってくるそうです。
また、水のカルシウム分が付着して、白っぽくなったりもするそうです。
そうなると、より一層お湯の味が良くなるのだそうです。
私の鉄瓶は、まだ使い始めたばかりなので、このように中も真っ黒。鉄そのものの色です。
これを味のある鉄瓶に育てていくことが、私が求めている丁寧な暮らしにつながるような気がしています。