米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7日、ドイツ銀行やフランスのBNPパリバ、イタリアのウニクレディトなど、欧州主要銀行の格付けを一斉に引き下げる可能性があると発表した。
5日に発表したユーロ圏15カ国の格付け見直しを受けた措置。

欧州連合(EU)の長期信用格付けも最大1段階引き下げを検討する。
いずれも8日からのEU首脳会議後、すみやかに検討結果を発表する方針。

これら主要銀行が格下げされれば、資金調達がさらに困難になり、貸し渋りなどを通じて実体経済へも悪影響を与えることが懸念される。


S&P、欧州主要行の格下げ検討 国債の見直しで



ヨーロッパの国々、金融機関、国際機関が格下げ?

ってことは・・・

その後は、いよいよECBの格下げか???




[フランクフルト 6日 ロイター]
ユーロ圏の中央銀行当局者によると、中銀当局は金融システムへのショックがユーロ圏分裂につながる事態を想定、そのような場合は域内のシステム保護を優先課題と認識している。

域内のある中銀当局者は、周辺国の銀行システム崩壊がユーロ圏が、現在の形から分裂するきっかけになる可能性があると指摘する。

欧州中央銀行(ECB)は先月、商業銀行が破綻した場合のシナリオなど、危機管理について域内各国の中銀と訓練を実施した。銀行が崩壊した場合には国債デフォルトにつながり、最悪の場合はユーロ圏離脱となる可能性がある。



ユーロ崩壊を見越した訓練ですか?

何事も事前のシミュレーションや訓練は大事ですが
なんだか、どんどん現実味を帯びてきているようで怖いナ~。


週末の首脳会談次第では来週、市場は大荒れになりそうですね。


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チャート(ユーロ/ドル)は明確な方向感が出ていないので、
短期トレードに徹するか様子見か・・・ってところでしょうが。
私は様子見です。