震災以降、円安が進んでいますね。
震災直後は大きく、しかも急激に円高に動いたため、
証拠金不足で強制ロスカットにかかってしまった方も少なくなさそうです。
1000万円でトレードしていた方に
7000万円の追証がかかったという話も耳にしました。
余程高いレバレッジで取引していたのでしょうか・・・。
ちょっと信じがたいお話です。
たとえFX会社が倒産したとしても
債権譲渡が行われれば自己破産でもしない限り
追証から逃れることはできません。
でも、ほどほどのレバレッジで
きちんとストップを入れる「ゆったりハッピートレード」なら
こんな心配は不要です!
さて、過去の大震災の時、
為替はどう動いたのかを
チェックしておきましょう。
これはドル円の月足チャートです。
阪神淡路大震災が起こった1995年1月17日。
ドル円のレートは1ドル=98.7円でした。
その後円高が進み、3か月後の1995年4月には
1ドル=79.7円まで円高が進んでいます。
直後よりもしばらくしてから大きな動きが発生しています。
そしてその後は長期にわたる円安トレンドとなりました。
今回も一旦大きく円高に振れた後に
円安となっているのは共通した動きですね。
16年前と比べ動きがスピードアップしているのでしょうか?
それともまたしばらくしてから円高方向にいくのでしょうか?
このまま円安は続いていくのでしょうか?
このまま円安は続いていくのでしょうか?
チャートを見ると
2007年12月頃に21MA(ボリンジャーバンドのミドル・赤のライン)を下抜けしてから、このラインがレジスタンスラインとして機能していることが見てとれます。
ですから、月足レベルでは
まだトレンドが変わったとは言えませんが、
3月のローソク足が長い下ひげを形成しているので
もしかしたら長く続いた下落トレンドが終わり
16年前のような動きになるのかもしれません。
過去と同じになるという思い込みは大変キケンですが
過去に学ぶことが多いのも事実なので
16年前の動きを頭の片隅に入れて
これからの動きを見ていくといいかも。
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