札幌地震 被災体験記 | 鳥居 祐一オフィシャル ブログ「賢者との出逢いと交流」 Powered by Ameba
2018-09-09

札幌地震 被災体験記

テーマ:旅・体験


ちょうど地震の日に札幌におり、被災したました。この経験は、とても貴重なものでした。人生で初めて30時間以上の停電を経験し、色々なことを学びました。 この機会にブログの読者にもシェアしたいと思います。
 
まずは今回たくさんの方に助けられ、ホテルや空港関係者、札幌在住の友人らの神対応により、
奇跡的に次の訪問地の神戸までたどり着くことができました。あらためてこの場を借り、心より御礼申し上げます。 
 
丸一日以上停電を経験しましたが、改めての電気がない生活は過酷だと言うことを感じました。一番はやはり携帯電話の電源です。何ぶんテレビが見れないので、情報はネットから拾うしかありません。しかし回線のスピードがとても遅く、ページが思うように開けませんでした。ただ Facebook は、通常に見れました。たくさんの方がウォールに情報をあげてくれたおかげで、とても助かりました。テレビが見れないってことが、これほど心細いと思った事はありません。そして空調も止まってしまったので、部屋が蒸し暑かったです。それでももう一ケ月早かったらと思うと、今の時期でラッキーだったと感じます。
 
ホテルのロビーは人でごった返していました。セミナーに参加してくれた仲間とお互いに励ましあいました。やはり一人で部屋にこもっているよりも会話ができるだけ気晴らしになります。セミナー会場で配ろうと思ったグルテンフリーのアップルパイをみんなで分け合って食べました。片岡さん、ありがとうございました!皆、お腹が空いてたのでとても喜ばれました。 
 
停電と言う事は、すべての経済活動がストップしてしまいます。当たり前ですが、外に出てもお店は全くやっていません。飲食店は冷蔵庫が使えないので、当然営業ができません。今回の停電で肉・魚・野菜がどれだけ廃棄処分になったんだろう?おそらく天文学的な損失だと思います。そういう経済的なダメージも心配してしまいます。
  
やはり一番の心配事は、携帯の電源がなくなることです。僕はいつも予備のバッテリーを持っており、今回さらにパソコンから電源が取れたのでとても助かりました。そんなに節約しなくてもなんとか
 2日持ちました。しかしやはり残量がどんどん減って行くのは、命のバロメーターのように不安に感じ、最低限の使用にとどめました。ホテルのロビーでは、携帯電話の充電待ちで人が溢れていました。自家発電で最低限の電源を確保してくれました。しかしこれが長蛇の列で、いつ順番が回って来るか分かりません。しかも充電のスピードがとても遅い。僕はそんなの待っていられないと思い、最初から諦めました。
  
昼間は日が出ているから明るいので問題ありません。本を2冊持ってきたので、読書をエンジョイできました。しかし暗くなると何も見えないので、もう寝るしかありません。久々に10時間以上、爆睡できました。この休養は、自分にとって必要だったんだ!と逆に感謝しました。こういう機会でもないと、こんなに眠れませんから(笑) 翌日は夜明けとともに起きました。

今日中にどうしても神戸につきたかったのです。と言うのも大切な友人の誕生イベントがあったから。執念が実り、奇跡的に16時のフライトが一席取れました。まず今日中に移動できる手段は確保しました。問題はどうやって空港にたどり着くか?でした。でも僕には、絶対に何とかなると言う楽観的な気持ちがありました。バスも電車も終日運休。タクシーもレンタカー会社も全く電話がつながりません。幸い、空港までの道路と滑走路は無事でした。午後から各社飛ぶという情報が入っていましたので、空港に行けさえすればもっと早い便が乗れると思いました。

友人何人かに電話したところ高橋 洋之 さんが空港まで送ってくれることになりました。高橋さんが神に見えた瞬間です!というのも皆さん通常であれば、即答してくれた方たちばかりです。しかし彼らも停電あるいは、断水状態でとても頼めるような状況では無かったのです。夕方の便ではありましたが、できるだけ早く空港に行きたかったと言うことで10時前にホテルを出発。高速道路もガラガラでいつもより早く着いた位です。駐車場もスムーズに止められて何の問題もなく、ターミナル内に入りました。しかしそこで驚きの光景を見たのです。なんとターミナル内は、人でごった返していました。
 
皆さんどうやって空港にたどり着いたのでしょうか?不思議だったので何人かに聞いたら、皆さんタクシーで来られたとのこと。中にはレンタカーを早めに確保して来た方もいました。空港にたどり着けば、意外とガラガラではないか?と言う楽観的な考えは幻想で、一気に覚めました。スカイマークのカウンターは、200名の長蛇の列でした。まともに待ったらチェックインに1時間以上かかったでしょう。1時間早い15時のフライトがあったので、そちらのスタンバイをリクエストしました。搭乗20分前まで結果が分からないので、14時40分にカウンターに来てくれとの指示。それまで3時間以上、空港構内の通路に座り電源を確保しながらメールチェックをしていました(写真)。何しろ椅子が空いてなかったので仕方がなかったのですが、これもまたいい経験。滅多にない機会ですので、記念撮影しました(笑)
 
14:40にカウンターに行き、見事スタンバイに乗ることができました。機内に入ってみると3~4席の
空席がありました。しかし「絶対に乗れる」と言う保証はありません。札幌からタクシー代1万5千円を
お支払いし、万が一乗れなかったら悲惨です。ホテルは営業していませんので、床の上で一晩明かすことになるでしょう。そうなると普通の常識では、バスや電車が正常に動く2日後の帰宅を選択するのが普通でしょう。でも僕はどうしてもその日のうちに神戸に辿り着きたかったので、何が何でも空港にたどり着く方法を考えました。最悪は Facebook上で呼びかけ、どなたか札幌在住の方に乗せてもらうことを考えました。そして空港にたどり着けさえすれば、チャンスはあると考えたのです。
 
今回の奇跡を起こすにあたり、たくさんの方の協力をいただきました。空港まで見送ってくれた高橋さん。宿泊先のホテルセンチュリーロイヤル様、そしてスカイマーク航空様には、プロフェッショナルな神対応をしていただきました。多くのホテルが強制退去の中、ホテルの延泊分はなんと無料!お水もお茶もたくさん提供いただきました。夜はおにぎりも配っていただき、皆さん喜んでいました。スカイマーク航空さんも長蛇の列にもかかわらず、冷静かつ丁寧に対応いただきました。おかげで予定よりも1時間早いフライトに乗れました。

今回の騒動で改めて日本人の礼儀正しさ、譲り合う心の素晴らしさを感じました。これは他の国では見られない、特異な現象です。アメリカでこの状況ならば、普通に略奪や暴動が始まります。1ドルの水が、平気で10ドルで売られるようになります。空港内のコンビニの様子を見ましたが、皆さん会計を済ませるためだけに20分以上は並んでいました。さらにカップ麺のお湯を求める長蛇の列・・・
世界一忍耐強い国民の姿を見ました。ホテルでの充電に至っては、何時間も待たねばならない状況。しかしここでも皆さん、我慢強く秩序正しく並んでいたのにはただただ驚くばかりでした。部屋からロビーに降りるのに非常階段を使いましたが、すれ違うたびにお互いに声をかけあう姿は、とてもほほえましく思いました。大変な状況なんだけど、なんだかほのぼのとした気持ちになったのはとても不思議でした。

私たちは、普段当たり前のことを失ってみて、初めて感謝の気持ちを持ちます。しかし今日から、当たり前のことに対して感謝しようと思いました。テレビが見れること。ネットが見れること。温かいものが食べれること。熱い風呂に入れること。健康で自由な生活が送れること・・・すべて決して当たり前では無いのです。僕は今回貴重な体験をさせていただきました。それに対して、心から感謝をしたいと思います。そして改めて日本人に生まれて本当に良かったなと感じました。これからますます愛国心を持って日本が元気になれるような記事を書いていきたいと思います。

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