ここのところの松居 一代 さんのSNS発信に感じたことを書きます。

還暦を過ぎた松居さんの異常な行動が、世間を賑わせています。今回の一連の離婚騒動は、「人間は美しく歳を取っていくのは難しい」ということをあらためて教えてくれました。これは松居さんだけに限らず、私たち全員が直面する問題。特に何もしない限り、残念ながら年齢とともに肉体も容姿も衰えます。記憶力も悪くなるし、病気がちにもなります。メンタル面でも若いときのように段々チャレンジ精神もなくなるし、失敗も許されなくなる。
 

一般的に女性の方が更年期もあるし、美に対する意識が強いので、その傾向が強いと思われがちです。でも男性も老いに対しては同様に恐怖感があります。自分の今が幸せでないと、人間の一番醜い嫉妬という感情が露呈し、状況はますます悪化します。だからこそ規則正しい生活をし、正しいものを食べ、適度な運動をし、いい人間関係に恵まれないといけないわけです。
 

一昨日のグループコンサルにも25歳と29歳の青年が参加されました。正直、無限の可能性を感じ、羨ましく思いました。「若い」というだけで宝なんです。人生をやり直せたらどんなに素晴らしいだろう と誰しも思うでしょう。でも残念ながらそれは叶わないこと。であれば今を一生懸命に楽しく生きるしかないのです。
 

今回病気で入院してみて、つくづく美しく輝きを失わずに人生を全うする ことの重要性を痛感しました。理想はピンピンコロリで死ぬ。これは本当に僕の夢です。医療の発達により今から生まれる人の平均寿命は100歳を超えるそうです。「美しく歳を取っていく」というのは、これから私たちが確実に直面する本当に大切なテーマ。だからこそ、今の状況を感謝しようと決意しました。そういう意味で今回の松居さんの一連の行動は(もちろん反面教師ですが)、私たちに貴重な教えをくれている気がします。

以上、本日のメルマガより抜粋。バックナンバーは公開していませんので、まだ鳥居のメルマガを登録されていない方は、このブログのメッセージボードからどうぞ。