昨日、東京国際女子マラソンが行われ、見事、高橋尚子が優勝した。まさかのアテネ五輪落選後、恩師から独立し2年のブランクを乗り越えた復活劇はとても感動的だった。



同大会は我が家の前を通るため、毎年、家族楽しみにしているイベントだ。テレビの生中継を見ながら、品川の駅前を通り過ぎた当たりで、沿道に向かう。今年はQちゃん人気で例年になく人出が多かった様だ。


今朝も高橋尚子のドキュメンタリー番組をやっていたが、コロラドでのハードなトレーニング風景を見ると、今回の優勝の陰に想像を絶する努力があったことが伺える。

2年前の同大会では後半失速して惜しくも2位であったが、アテネでの選考には問題ないと言われていた。実績・人気面からも前回五輪の金メダリストを外すことはないと思われたが、結局、3人目の代表は名古屋に勝った土佐礼子になった。


歴史に<たら・れば>を語っても意味がないが、あの時、日本選手が優勝しなければ、おそらく代表は高橋で決まってたかと思うと残念でならない。

本人が「一度は陸上をやめようと思った」と語るのも無理はない。2008年の北京五輪では36歳となる彼女にとって、4年も気力体力を維持させるには並大抵ではない。五輪代表になるのは、年齢的にも難しいと思うが是非、頑張って欲しい。


2年と言う月日は相当長かったかと思う。多くの人に諦めない精神と生きる勇気を与えてくれた高橋尚子には心から感謝したい。本当に優勝おめでとう!!