sakata
友人の 坂田 篤史 さん がこのたびダイヤモンド社から処女作『 28歳までに他社からスカウトされる人脈術を出版しました。献本頂き、実際に手にしてみて改めて凄いなぁ~と思いました。一つは 坂田 さんがまだ28歳という若さであること。でも20代で本を出している人はいくらでもいるが、彼はなんと現役のサラリーマン。サラリーマンでこのポジションを取っている人はほとんどいない。さらにはダイヤモンド社という一流の出版社からデビューしているのも凄い(装丁が少し地味なのが残念だが)。

一言で言うと 人脈本 である。人脈はあなたの可能性を最大化する というテーマで自分の体験を中心に書いている。本人いわく、人脈作りに積極的にセミナーなどに出かけるのだが、かつては自分がサラリーマンであることにコンプレックスを感じていた。名刺交換してもほとんどが起業家や経営者で、会社の名刺を出すことに引け目を感じていたそうです。

その気持ちはよく分かる。なぜなら異業種交流会では誰しも個人対個人の出会いを求めているからである。私も正直、名刺交換した時に相手が大企業であればあるほど損した気分になる。だってそんな会社の名刺では電話はもちろん、メールすら打てない。つまりもらってもハウスリストにもならない『使えない名刺』ということなんですね(笑)。

しかし彼は忙しくて自由の利かないサラリーマンという環境にいても、そのマイナスなポジションをうまくプラスに転化している。与えられた環境の中で良質な人脈を構築し、影響力のある人に応援され、がら空きのポジションをうまく捕りに行き行き成功した。ある意味、凄い事例を作ってしまったのだが、この辺の体験がうまく書かれている。

登場人物も私の知り合いが多く、身近に感じ一気に読めた。本文の 65ページ と 118ページ に私のストーリーも紹介してくれていますので御覧下さい仲が良いので私のメソッドもうまくモデリングされています(笑)。

私もメンターの一人として、今後の彼の活躍を見守りたい。既に2冊目も書いているとのことでこちらも楽しみにしています。坂田さん、おめでとうございます!