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リグリー・フィールドでシカゴ・カブスの試合を見に行って来ました。
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1914 年建設の全米で2番目に古い球場で、そろそろ立て直しが噂されていただけに何としてでも行きたかったところです。シカゴ市民のスポーツに対する熱狂ぶりはすさまじく、041 NBAのブルズやNFLのベアーズも人気です。しかし一番は、野球のカブスで、いい席はシーズン前に売り切れ、なかなか取れません。今回はシカゴ在住のイチローさんが、コネを使ってネット裏3列目のチケットを入手してくれました。親子で福留選手のジャージーを着て観戦。

ところでアメリカのファミリーは、伝統的に父親が息子をボールパークに連れて行くのが慣習です。素晴らしい親子のコミュニケーションだと思う し、一種の教育です。 私が息子の歳の頃は、東海岸のNYに住んでいました。ちょうどNYメッツの本拠地であるシェイ・スタジアムのすぐそばでBlogPaint したから、よく父がボールパークに万年最下位だったメッツが何と1969年に奇跡の優勝を遂げたのです。当時の私は小学校2年生で、学校中が大騒ぎになったことを今でもハッキリ覚えています。NY中が狂ったようにお祝いムードになり、40年たった今でも AMAIZING METS はNYっ子の語り草となっています。当時はヤンキーズが弱かったので、多くの人がメッツを応援していました。046 055 69年はカブスが夏までメッツを10ゲーム離して首位を独走していた。当時のカブスは 3割 30HR 100打点の打者が何人もいる最強打線を誇るオールスター軍団。対するメッツは、強打者が一人もいない。しかし9月に入って奇跡が起きた・・・。昨年、カブスは100年ぶりにワールドシリーズに出場したが、それまでは人気は抜群だが弱い阪神タイガーズのような存在。それでもファンは平日のデーゲームだというのにボールパークは青一色で超満員だ。御覧のように場外のアパート屋上からも多くのファンが観戦している。こんな光景は見たことがないのでさすがに驚いた!本当にこの街はスポーツにかける情熱が凄いと感心。連れて行ってくれました。(アメリカでは球場のことをボールパーク、試合のことをボールゲームといいます)