19日また84歳の高齢者女性がアクセルとブレーキ踏み間違えて旅行会社の建物に突っ込んだ。

このアクセルとブレーキ踏み間違えた事故、このところ頻発している。
来月78歳になる私としてもこれは他人事ではない。

でも19日の朝刊の記事を見てショックを受けた。

石川逹紘元東京地検特捜部長が車を運転中、東京港区白金の都道で乗用車が突如ガードパイプをなぎ倒し、歩道を歩いていた男性をはね、道路脇の金物店に突っ込んで停まった。

37歳の男性は死亡。石川さんも足の骨を折った。

原因はアクセルとブレーキの踏み間違えらしい。

石川さんは私も何度か会ったことのある人物。好漢である。福岡、名古屋両高検の検事長を歴任した検察の世界では大幹部である。

その大幹部がこれから

自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で警察に調べられるだろう。

まぁ事故を起こしたのだから道路交通法に従ってキッチリと取り調べを受けるのは間違いない。

ショックなのは石川さんが知人だからだけではない。

石川さん、78歳。

あれほどの人が最近頻発する高齢者の

アクセルとブレーキ踏み間違え。

その穴に落ちたことだ。

老いは職業のいかんに関わらず襲ってくる。

私は間もなく78歳。

車は楽しく運転している。

後期高齢者の車の運転はどうあるべきか?

私はまだ免許証返納は考えてはいないが、いずれその日は必ずやって来る。

石川逹紘さん、あの鋭利な頭脳の持ち主が84歳のおばあさんと同じ事故を起こした事実は重たいなぁ!