日曜日夜、ピョンチャン五輪、スピードスケート女子500メートル。テレビで観戦したが、久し振りに力が入った、というか興奮したなぁ!

解説者によると、前回までは500メートルは二本滑って勝負は決まっていたが、今回大会から一本勝負になったそうだ。

500メートルは37秒前後のレースなので、ちょっとしたミスや失敗が勝負を左右する。見ている方も力が入るはずだ。

ドキドキしたよ、正直言って。

スタートで左足がちょっと浮いてしまったように見えたが、問題なかったようだ。
100メートルはトップのタイムで通過、凄かったのは最後の100メートル。加速が半端でなく、この時点で勝利を感じた。

ゴール時点のタイム

36秒94❗️

全選手の中でただ一人37秒を切って36秒台。

次の組で滑った韓国、イ・サンファ選手は五輪2連覇中の強敵。実はこのレースが一番力入ったなぁ❗️

結果は直ぐに出た。

彼女も37秒を切ることが出来ずタイムでは二位に終わった。

イ・サンファ選手がゴール直後タイムを確認して悔しそうにしていた表情がこのレースの全てを語っていた。

ところで、試合の後に小平選手のインタビューが流れたが、TBSアナウンサーと思われるインタビュアーの一言には正直腹立ったなぁ!

「獣のように」

という比喩を使ってレースの感想を求めたのだ。

流石に小平選手は

「獣のようにかどうかは分かりませんが」

とやんわりとインタビュアーの不適切な表現を否定した。

いい方に考えれば、インタビュアーは小平選手の優勝に興奮、舞い上がって思わず口走ってしまったんだろう。

しかし、明らかに不適切な表現である。

このレースはTBSの担当なので、他局も同じ映像を使うのだろうが、このインタビューシーンだけは使わないで欲しい。

レース後小平選手の方からイ・サンファ選手に歩み寄り会話を交わしていたのが良かった。

小平奈緒さんの人柄を忍ばせるホッとした光景だった。