先ほどTBSの午後の情報番組「ゴゴスマ」をぼんやり見ていた。

話はこれからの他党との関係になった時、明治学院大の川上和久教授が東京からワイプでスタジオの会話に参加してこう言っているのを耳にした。

話はスタジオで首班指名の話になり、司会者が「共産党は枝野さんを書くと言ってるんですよね」

と振ると、

川上さんは


「共産党は首班指名では枝野さんを書くと思うんですけど、枝野さんからすれば歓迎出来ないと思うんですよね」

司会者はそれに被せるように

「しかし、共産党は候補者を降ろし、票を減らしているんですよね。その辺の距離感は・・・・」

すると川上さんは

「立憲民主党は今回比例で一千万を超えているんですよね。だから自信を持ってるんですよ。前回の選挙ではマイルドリベラルがいなかったので共産党が六百万を取ったんですが、今回は立憲民主党がマイルドリベラルの立場を明確にしましたからね」

私はこう言う会話を聞いていて、ちょっと待てよ!なんか割り切れない思いを抱いた。

何だろうなぁ?

よーく考えてみると、今回小選挙区で当選した立憲民主党の候補者のところではほぼ共産党が敢えて候補を取り下げているのだ。選挙時点では無所属で、これから立憲民主党に入りそうな山尾志桜里さんは834票の差で自民の鈴木淳司氏に競り勝っている。ここも共産党は候補者を立てていない。これは明らかに共産党票が山尾さんを
僅差勝利に押し上げたのだろう。

新潟の菊田真紀子さん、北海道の石川香織さんらもそうだろう。

中には自分の票だけで自民党候補者に勝った人もいるだろうが、共産党が候補者を取り下げた67選挙区では山尾さんや石川さんと同じ事情があったのではないか?

枝野さんはその辺の事情は十分に分かっているはずだ。でも「共産党に感謝している」などとは口が裂けても言えないんだろうな。

共産党も本気で名前変えること考えたらどうなんだろう?

共産党ーこれだけであの強大な中国共産党を連想してしまうもんなぁ!

これだけ尽くしているのに、相手はつれない素ぶり。

共産党もようやるよなぁ!