円安株高進行! (修正版) | 南国の日の丸レストラン

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思いのままに書いています

今日は、大阪の繊維専門商社の役員の方とバンドンの繊維メーカー回り
をしました。この方は、祖父が戦前の1932年に中東のレバノンから日本に
移住して、創業した中東系の超優良企業繊維専門商社の若手副社長さん
です。神戸生まれの神戸育ちです。車での移動中に、いろいろな話をしま
したが、いままでの民主党の経済政策、日銀の対応を手厳しく批判されて
いました。Timid (臆病)な政策だったというわけです。ちまちました臆病な
やり方で、政策がクリアーでなかったのが諸悪の根源だとも言われてい
ました。また、日本の企業の中には、価格を引き下げる必要のないものま
で価格を下げる企業があり、コメディーのようだと笑っておられました。
意味なくデフレをやるというわけですね。企業側も心理的にデフレ心理に
なっているのでしょう。

その点、安倍さんの政策、発言は非常にクリアーであり、too late かもしれ
ないが、今までより、ずっと、マシとの表現でした。この3年間、責任逃れの
ため、注視、静観するだけ で、なにもできなかった民主党なのに、首相は
じめ閣僚のお歴々が、くやしまぎれに、鬼の首をとったように、安倍批判
コメントを繰り返しています。NHKでさえ、ずっと、それに肩をもつような報道
姿勢です。そういうわけで、特に、ここ数日、CNN、BBC、CNBCの経済ニュ
ースもよく見るようになりましたが、日本の報道姿勢とかなり違うので、首を
かしげていました。これらの局の報道では、SINZO ABE の名前が連呼され、
各国の株価上昇が安倍効果とも言いたいような報道姿勢なのです。普通の
日本人なら喜んでいいと思います。

実は、今日のレバノン系のお客さんの話で、すべて納得でした。
マーケットというのは、ことの善し悪しはさておき、方針がクリアーである
ことを好むのです。「不透明感」といのが一番いけないのです。そう言えば、
この3年間は、政治面でも経済面でも、右往左往し、政権が何を考えて
いるのか分からない状況が続き、デフレ進行となっていたのです。その
迷走ぶりを演出した張本人たちが、昨今の円安株高をいやがるように、
安倍発言を批判するのは見苦しいですね。ひがんでいるように見えます。
また、それを援護射撃するようなマスコミの偏った報道姿勢は大問題
です。自民党政権をネガキャンで引きずりおろし、ヨイショ報道で、民主
党政権を誕生させた日本のマスコミ連合ですから、そうならざるを得ない
のでしょうが、あまりにミエミエです。

ダウも上がり、欧州株も回復傾向、アジア株も快走しだしました。
待ちに待った衆議院の解散宣言、それに続く安倍発言がきっかけと
なったのです。世界市場はこれを待っていたのであり、このところ、
日本株が世界をリードしているのです。結構なことです。


それにしても、今日のNHKのコメントは笑えました。
「円安株高は、どうやら、安倍効果だけではないようです」これが枕
言葉で、御託を並べていました。円安株高が更に進行したら進行し
たで、このコメントですよ。安倍自民党に花をもたせたくない気持が
よく表れたコメントです。

これが、逆に振れていたとしたら、鬼の首をとったように、安倍自民党
に責任をなするつけるくせに!

NHKなど日本の報道より、外国のテレビ、新聞がよほど客観的で、
フェアーです。

http://www.facebook.com/photo.php?fbid=384559561625365&set=p.384559561625365&type=1&theater

とても、珍しいことですが、中には、こんな客観的な記事もあったよう
なので、案内させていただきます。

先に紹介した世界を駆け回るレバノン系の商社役員も、日本のリーダー
はこれくらい踏み込まないと、もはや「日本は再生しない」と言っておら
れました。日本生まれの同氏は、日本人よりも日本を愛しておられます。

日本はすでに、異常な状態になっているし、大手術が必要なのでしょう。