鳥元ジャカルタがついにオープン ! | 南国の日の丸レストラン

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お待たせしました。

鳥元ジャカルタが、5月8日ついにオープンしました。


3年くらい前から、鳥元をジャカルタでやって欲しいという声が、日本人

のお客様はもとより、インドネシアの方々、その他諸外国の方々からも、

多く寄せられていました。


その間、ショッピングモールやホテルなどからも誘いがあり、出店を決

めかかったことがありましたが、立地などの問題も含め、慎重に検討し

てきた結果、ずっと出店が遅れていたというのが正直な話です。


「そのうち、そのうち。」が、結局、3年後になり、お待ちいただいたお客様

には申し訳なかったのですが、ついに、願いかなって、鳥元のコンセプト

「下駄履き、短パンでも、気軽に入店。」「国籍入り乱れて、気軽に井戸端

会議。」にぴったりのロケーションにオープンできたのがうれしいです。


それが功を奏して、開店から3日間の経過を見ると、思わく通りの店頭

展開になっています。日本人の方々6割強ですが、インドネシアの地元

の皆さん、欧米人含む諸外国の方々が4割という感じです。


2日目の夜は、平均年齢30歳?の日本人サッカーチーム(ジャカルタ

近郊に在住)の方々が、飛び込みで、宴会をされました。


ビールをかなり飲まれた後に、鳥元のオリジナルブランドの焼酎“島育ち”

を、計4本空けられたのには、私もびっくりしました。

最後は、一気飲みのオンパレードでした。

私は、自分の20歳代、30歳代の頃を思い出し、にたにたと、冷静に、

一人笑いをしていました。


うそです。気持の上では、私も、同じ年代になって、一緒に、はしゃいで、

喜んでいました。


若いというのは素晴らしいことです。特権です。


いずれにしても、このザックバランさが、鳥元なのです。


一方、首都ジャカルタ5つ星ホテルにもない3つの本格的和室は、今日

(日曜日)に1室空いた以外は、連日、予約で、いっぱいになりました。


「今晩は、ここに布団をもってきて、泊まりたい。」「ついでに日本式の

温泉がないかな。」と冗談がでるほど、お客様から、いい反響を頂戴しま

した。


この和室の名前は、今日、決まりました。


15人様用の和室は”有明の間”、6名様の和室は“天山の間”、4名様用

の和室は“花宗の間”です。


あまり聞きなれない名前でしょう。そのはずです。私の生まれ故郷周辺

の海や山や川から名ずけました。花宗は小学校の頃、いつも渡っていた

小さな花宗川からとったものです。天山は出身高校の校歌にも出てくる

山の名前です。有明は、悠久の海 有明海からきた名前です。


更に、一階の入り口から向かって右側の板張りの小上がりは、地元の

町名から庄分(SYOUBUN)と名付けました。


命名者は、私と同郷の日本人シェフ鐘ヶ江(カネガエ)です。

うまいこと、名付けをしてくれました。


この高級和室に恥じない日本料理を鳥元ジャカルタの同氏が作ってくれ

ます。