バンドンのホテル事情 | 南国の日の丸レストラン

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思いのままに書いています

バンドンは、観光都市として、クローズアップされてきているのは、既報の通り

です。それにしても、連休ともなれば、5つ星ホテルから安価なホテルまで、急

には、泊まれないほど、バンドンは、ホテル不足です。

よく、鳥元に駆け込んで、なんとかならないかと、ジャカルタからの常連のお客

様に相談を受けるので、よく、分かります。


そういう事情もあって、世界経済後退をよそに、バンドンでは、ホテル建設が、

どんどん、進んでいます。鳥元の隣の隣でも、今、ホテルを建設中です。


インドネシアも、景気後退の波をかぶっていますが、数年後には、この国は、

相対的に経済が強くなるような気がします。なにせ、2億強の人口をもち、国内

需要があるのが強味です。


例えば、シンガポールや豪州など近隣諸国へ、遊びにいこうと思っていた首都

ジャカルタの中流階級の人達が、それをやめて、今回は、バンドンに行こうという

ようなことが起こるので、 {景気後退=全部が悪い} ということにはならないよう

に思います。


また、どちらかと言えば、貧しい層でも、貯蓄性向が低く、ある金は使ってしまう

というような傾向があるので、経済活動が極端に鈍くなるような感じがしません。


この国に関しては、経済学の専門家やアナリストがおっしゃるのを鵜呑みにでき

ないのも、こういうインドネシア独特の消費性向を読みきれるお方が、決して、多

くないからです。


バンドンに建設中のホテルを見て、雑感として、このようなことを書きましたが、

私の勝手な見方と予見であることを、付け加えておきます。